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介護のハウツー

2016年12月15日

夜勤に入るときに要注意!介護施設の夜勤シフトに入る前に準備したいこと

夜勤

24時間365日ひと時も休むことなく続く介護施設での仕事には、夜勤と言う勤務形態は避けて通ることの出来ないものです。病院や介護施設のように夜勤のある職場が敬遠されがちなことからもわかるように、拘束時間が長く緊張状態が続くとても骨の折れる仕事です。人数も限られ一人当たりにかかる負担も大きい夜勤だからこそ、シフトにはいる際には十分な準備を心がけることが求められます。

夜間勤務の仕事内容

通常介護施設などでの勤務は早番、遅番、そして夜勤の3交代制でシフトが組まれており、夕方から翌朝にかけての時間帯の勤務が夜勤に当たります。夜勤は拘束時間も長く、しかも夜の間は昼間の時間帯とは異なり、勤務するスタッフの人数が極端に少なくなるため、一人当たりのスタッフにかかる負担がどうしても大きくなります。

介護施設の場合、多くの入所者のケアを最少の人数で行うこととなる夜勤は、大きな責任と、万一何かあったときに自分ひとりで対応できるのだろうかと言う不安が付きまとうものです。そのためたとえ何年も介護の仕事に従事しているベテランスタッフであっても、夜勤は精神的にも肉体的にもとても消耗するものです。また、夜になっても眠れない入居者が徘徊したり、むやみにナースコールを押したりすることは良くあることで、疲れのたまった状態だと苛立ちを覚えることもあります。

夜勤を無事に勤め上げるために工夫したいこと

夜勤中はいつ何がおきるかわからないけれど、日によっては静かで穏やかな状態のときももちろんあります。日ごろ中々忙しくて出来ないスキルアップのための勉強をするなど、比較的勤務の落ち着いている時間帯を上手にすごせば、ハードな夜勤もちょっと達成感を感じられるかもしれません。

でも、夜勤で大変なのはやはり睡魔との闘いです。緊張と長時間勤務によって耐え切れない眠気が襲ってくることもあり、眠気で集中力が途切れた瞬間に思わぬミスが生まれてしまう危険性もはらんでいます。そんなときには簡単に出来る眠気を取り除く方法をいくつか用意しておくのもオススメです。

たとえば保冷剤などを使って首やおでこを冷やしたり、眠気を感じたときに歯磨きをしてみたり、爽快感の得られる目薬を使うのも効果的です。長期間効果が持続するものではないとしても、自分なりにちょっとした刺激を与えて眠気と上手に戦うことで、夜勤を安全に全うするための工夫は必要です。

夜勤前と夜勤明けの体調管理と睡眠との付き合い方

夜勤があるのだからと、前日などに必要以上に長時間眠って寝だめをしようとすることは、眠りが浅くなってかえって体が疲れてしまい逆効果です。勤務の始まる時間帯に合わせて必要な睡眠時間を逆算してきちんと眠りを確保することが睡眠を上手くコントロールすることに繋がります。勤務中の仮眠時間も効果的に活用すれば、脳をすっきりとさせて注意力を目覚めさせるために有効です。

そして夜勤明けの睡眠のとり方も大切です。夜眠るという体内のリズムを取り戻すためにも、夜勤を終えて帰宅したら、いったん眠って体を休めたら、ずっと眠り続けるのではなく午後からは起きて普通に活動するようにします。その後、夜になったら普段よりも早めにベッドにはいるようにすれば、翌朝は心地よい目覚めを得られる可能性が高まります。夜勤明けの疲労感から日中ずっと眠ってしまうと、また夜中に目覚めてしまうことになり、なんとなくすっきりしないうちに休みも終わってしまうかもしれません。

睡眠と言う大切な行為を自然なリズムで取り入れられるように体内時計を整えるためにも一工夫が必要です。そして夜勤に当たっては何よりも体調管理が重要です。それでなくても少ない人数で余裕のないシフトに突然穴を開けてしまうことのないように、普段から体調には気を使いながら夜勤に備えることが求められます。

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