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介護のハウツー

2016年09月24日

福祉用具の取り扱いに注意!介護士が気を付けたい施設での福祉用事故の予防

福祉用具

体を自由に動かすことの出来なくなった高齢者にとって、介護の必要な生活を支えてくれる大切な存在、それが様々な福祉用具です。

体に負担をかけることなく体を起こすことの出来るベッドや、歩くことが困難になった人の移動を助ける車椅子や歩行器などは介護を受ける側にとっても介護サービスを提供する側にとっても今やなくてはならない大切なものとなっています。けれども一方では怪我をしたり時には死亡に繋がるような事故を起こすケースがあることも事実です。

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高齢者の転倒や転落による事故は何故起こる?

介護現場で起こる事故の約8割は転倒や転落によるものだといわれています。体を自由に動かすことが出来なくなったとはいえ、そうした人も当然ながら自分の意思で活動するものです。

車椅子や介護用ベッドなどから転落したりする事故がなくならないのは、たとえば車椅子に座った状態であったとしても、それが長時間に及べばお尻や背中に痛みを感じたりするため、自分に出来る範囲で体を無意識にずらしたりするためです。そしてバランスを崩して転倒することになるというものが少なくありません。

立ち上がったり歩いたりすることは出来なくても、自分の意志で動かせる体の機能を使えば体を少しだけ動かせる状態だという人にとっては車椅子に座らせておけば、あるいは介護用ベッドに寝かせておけば必ずしも安心と言うわけではありません。

事故に繋がりやすい福祉用具の種類と特徴

事故に繋がりやすい福祉用具の一つに介護用ベッドがあります。ベッドから転落したり布団がずり落ちたりするのを防止するために設置されている手すりを上げたり下げたりするときに、手すりにはさまれて怪我をしたり死亡したりすることがあります。

電動ベッドの角度を急にに変更したり出来ないように、リモコンは必ず介護士が操作するようにするなどの対策が求められます。そして体の移動に最もよく使用される車椅子も転倒によって怪我をしたりする事故が起こりやすいものです。

屋外での段差などによって事故に繋がる以外にもバリアフリーで安全なはずの室内であっても、車椅子ごと転倒するなどの危険はけして少なくありません。介護士が車椅子を移動させるときには必ず利用者に声をかけるようにしたり、押してもらわなくても自分で何とか移動が出来る人であっても、なるべく目を離さずに見守りを心がけることが求められます。

福祉用具の事故を予防するために大切なこと

福祉用具を使用した介護現場での事故を予防するために最も大切なのは利用者本人の身体の状況や心の状況に気を配るようにすることです。人手不足が日常化した介護現場で一人の介護士にかかる負担はけして小さくはありません。

その結果利用者の事故のリスクを減らすためにはとにかく行動を制限することが必要だという結果になってしまうと、利用者の尊厳を無視したケアになってしまいかねません。

介護士がマンツーマンで一人の人に付ききりになることは物理的に全く無理だとしても、施設の中で他のスタッフも常に利用者に眼を向けるように心がけるだけでも、介護現場での事故は防げる可能性が高まります。

また、福祉用具は利用する人の身体の状態に合わないものを使用すると、より事故などを起こすリスクが高くなってしまいます。利用者の身体の状態や体型などに合わせ、その人が最も使いやすい状態に調整して利用することが事故を予防するための基本といえます。

ただし、その人の体の状態は常に一定なわけではありません。利用者の体の機能や体調などは変化するものなので、一度調整すればずっと安心と言うわけではありません。そのため、その人の体に合った状態というのはいつも同じではなく、時々見直すことの必要な常に変動するものなのだという意識を持つことも大切です。

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