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介護のハウツー

2016年05月04日

介護士の夜勤の睡眠不足対策のポイント!夜勤明けは質の良い眠りが重要

夜勤明けの介護士のイメージ

介護職は、日中だけでなく、深夜や早朝の勤務もある施設が多いため、生活が不規則になりやすく、これによって体調を崩してしまったり仕事の効率が悪くなったりすることがあります。不規則な勤務の中で、体調管理や仕事へのモチベーションをキープし続けることはとても難しいことです。このように、介護職に携わるにあたって、試練のひとつともいえる夜勤。そんな大変な夜勤を少しでも楽にするためにも、睡眠不足への対処法はとても重要になってきます。

介護士には質の良い眠りが重要

介護職での夜勤明けにつきものの睡眠不足。睡眠不足を防ぐために一番重要なのが、良質な睡眠です。睡眠の質が良ければ、長時間の睡眠時間が確保できなかったり、睡眠時間が不規則になってしまったとしても、睡眠不足感を少なくすることができます。

夜勤明けは日光があたらないように

日光には、脳を覚醒させる「セロトニン」という成分の分泌を活発にさせる作用があります。また、睡眠を促す成分である「メラトニン」の分泌を抑制する作用もあるため、日光を浴びることで目や頭が冴えてしまうことがあります。帰宅後にスムーズに入眠できるようにするためにも、帰路ではなるべく日光があたらないように、日傘や帽子・サングラスなどを使用するようにしましょう。

寝だめは逆効果

夜勤前に、たくさん睡眠をとって体を休めたいと思っている人は多いのではないでしょうか?しかし、人の体はこのような「寝だめ」はできないといわれています。眠れない時間をカバーするために、前もって睡眠をとることは、睡眠不足に効果的ではありません。

それどころか、必要以上に睡眠をとることで、睡眠が浅くなってしまい、逆に疲れが取れなくなってしまうのです。たくさん眠ったのに体の疲れが取れない・頭がすっきりしないというような症状を招いてしまう恐れがあるので、寝だめはしないようにしましょう。夜勤を開始する前には、睡眠時間をガッチリとるのではなく、2時間ほどの仮眠をとることで体や頭の疲労を回復しやすくなります。

夜勤中の仮眠

夜勤の休憩時間には、短時間でも仮眠をとるようにすることで、不規則な勤務でも集中力を途切れさせることなく、体の疲れも軽減することができます。仮眠をするにあたっての理想的な時間は2時間といわれていますが、20分から30分の短時間の仮眠も効果的です。仮眠をとることができる環境にある場合には、できる限り仮眠をとるように心がけましょう。

日中でも眠りやすいように工夫しよう

夜勤から帰ってきて、本来なら眠りたいところなのに、目が冴えてしまって結局眠れなかった。一応眠ったけど、眠りが浅くて眠った気がしない。このような人もいるのではないでしょうか?日中は、通常は人が活動する時間です。そのため、やみくもに眠ろうと布団に入ってみても、なかなか質の良い睡眠をとることができません。日中に睡眠をとる場合には、雨戸や遮光カーテンなどを用いて部屋をできる限り暗くします。

また、静かな環境を作ることも重要です。テレビやラジオは消し、耳栓などで外からの音も聞こえないようにすると良いでしょう。気持ちよく眠るためには、気温も重要になってきます。空調や服装・布団などで、心地よい温度に調節しましょう。

入眠の儀式をする

眠る前に必ずすることを決めておくと、スムーズに入眠することができます。たとえば、軽いストレッチをしたり、温かいミルクを飲んだりと、体を温めることができるものを取り入れるとより眠りやすくなります。このほかにも、布団の質にこだわってみるなど、より質の良い深い睡眠をとるための活動に力を入れることで、夜勤でも睡眠不足や疲労感を感じることなくこなすことができます。

睡眠不足対策のポイントまとめ

介護職は、利用者の命を預かる責任のある仕事です。夜勤のせいで睡眠不足だからといって、ミスが許されることはありません。また、夜勤が続くなどして良質な睡眠がとれなかった場合、体調を崩しやすくなるなど、働くことすらママならなくなってしまうことも考えられます。安全に・快適に働くためにも、質の良い睡眠をとることはとても大切です。

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