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介護のハウツー

2016年09月13日

介護のモニタリングやアセスメントってどんなもの?内容や行う際に心がけること

アセスメント

ケアマネジメントを行うにあたり、利用者へのアセスメントやモニタリングは、非常に大切な要素となります。今回は、介護におけるアセスメント、そしてモニタリングについて、その違いや実施する際のポイントなどについてご紹介していきたいと思います。

関連:介護のアセスメントとは?ケアプランの作成への重要性とポイントや注意点

アセスメント=事前評価

アセスメントとは「事前評価」の意味を持ち、ケアプラン作成前に行うべき重要な段階となります。利用者やその家族の情報収集から始まり、面接を実施しての状況確認や、問題提起、希望するケアサービスの聞き取りなどを行っていきます。

具体的な内容としては、アセスメントの三大要素となる

  • 身体機能的状態
  • 精神心理的状態
  • 社会環境的状態

を調査することで解決すべき課題を明確にし、適切なケアプランの作成へとつなげていきます。

モニタリング=事後評価

モニタリングとは、ケアプラン作成後に介護サービスを実施した上で、その状況把握や点検を行うことをいい、「事後評価」の位置づけとなっています。サービス実施に効果は表れているか、自立支援へとつながっているのか、などを分析し、不都合な点がみつかれば、ケアプランの修正を行っていきます。

アセスメントはここが大事!

まずは介護におけるアセスメントについてのポイントです。介護過程の第一段階となり、これからのケアマネジメントに大きな意味をもたらしていくため、慎重に行っていきましょう。

事前の情報収集は丁寧に

まずは家庭環境をはじめ、持病や既往歴など、利用者の事前調査を実施していきます。家族はもちろん、病院や地域包括支援センターなど、関係する周辺箇所から情報を得て、きちんとまとめておくようにしましょう。

面接時の聞き取りについて

続いて、実際に利用者やその家族と面接を行い、状況確認や希望するケアなどについて聞き取りを行います。この聞き取りでは、ADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)の状態、社会との関わり、褥瘡(床ずれ)の有無などの調査項目を含んだ、厚生労働省が提示する「課題分析標準項目」をチェックしていくことが基本となっています。地域によっては、指定するアセスメントシートに従い作成する必要もあるため、事前に各自治体に確認しておきましょう。

利用者・家族に寄り添うことが大事

課題分析標準項目などのチェックを終えた後、「これは自立して行いたい」「これは助けてほしい」「この部分は介護予防したい」など、利用者から希望するケアについての聞き取りを行っていきます。

ここで大事なのは、ケアの種類等について、上から目線で何でも指図してしまわないことです。「あなたはこれができないから、○○のサービスを受けるべき!」など、強引にすすめる事などは決してせず、おすすめしたいサービス等があれば、なぜ適切なサービスなのかを具体的、また丁寧に説明していくことが大切です。専門用語は極力使用せず、利用者や家族側の立場に立った上で、共に考えていくことが、よりよいケアマネジメントへとつながるのです。

モニタリング成功のコツは?

続いて、介護におけるモニタリングに関してのポイントです。確認項目や大事なポイントは、以下のとおりです。

サービス内容は適切となっているか

モニタリングで最も重要なのが、現在の介護サービスが利用者にとって適切なものとなっているか、調査や分析を行うことです。介護予防の目標としてふさわしいものになっているか、利用者や家族のニーズに沿っているか、などを具体的にチェックしていきます。

変化を見逃さないで!

利用者本人の身体機能などは、日々変化を遂げています。また家族など、周囲を取り巻く環境が変化していることもあるでしょう。そのような変化を見逃さないためにも、定期的なモニタリング(基本は月1回)により、目標の達成度に応じたケアプラン修正など、細やかな対応をすることが求められています。

また、利用者や家族が実際に求めるケア内容について、当初の希望よりずれが生じている、というケースも多く耳にします。そのようなニーズも定期的に調査するようにしましょう。

サービス現場でのようすも必見!

自宅を訪問してのモニタリングも大事ですが、通所サービス等、実際のサービス現場へ出向いてのモニタリングも行いましょう。在宅時とはまた違った利用者のようすを観察することができますし、現場スタッフの声も同時に聴くことで、調査の幅を広げることが可能となります。

まとめ

アセスメント・モニタリングに関しては、ケアマネジメントを進める上で大切な要素となることがお分かりいただけたかと思います。これらの実施にはもちろん経験や技術もポイントとなりますが、一番大切なことは、利用者やその家族と目線を合わせ、寄り添うことにあると考えます。専門的な定規に当てはめるだけではなく、一人ひとりに応じたアセスメント、そしてモニタリングを実施していくことが必要といえるのです。

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