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介護のハウツー

2016年08月18日

介護士が行うバイタルチェックの正しい方法は?手順と注意したいポイント

バイタルチェック

バイタルチェックとは、チェックされる人が元気であるかどうか、体の状態をチェックするもので、高齢者施設や医療施設では毎日のように頻繁に行われる業務です。チェックの際には、意識・体温・呼吸・脈拍・血圧を確認します。これを確認することで、利用者の健康を維持することができます。

高齢者は体調に変化が生じやすく、この変化が命にかかわる可能性もあります。そのため、頻繁にバイタルチェックを行うことで、トラブルを未然に防ぐ必要があるのです。

バイタルチェックのやり方

バイタルチェックの頻度は、施設によってさまざまです。毎日朝晩行うところもあれば、朝か晩どちらか一方しかおこなわないところもあります。また、毎日のバイタルチェックは体温のみで、その他は週に1回など決まった頻度で行うところもあります。

意識

意識がどのような状態であるかを確認します。「どこかお変わりありませんか?」「痛いところはありませんか?」などと声をかけ、会話ができるかどうか・反応があるかどうかなどを確認します。会話ができても、表情や顔の引きつりなどいつもと様子が異なる場合には注意が必要です。

体温

体温はわきの下で測ります。汗を拭いてから30度の角度で体温計をはさみます。痩せすぎているなど正確な数値がなかなかでないときには、口腔内や外耳などで測定します。高齢者の平熱は低めで、35度台の人も多くなっていますが、人によって平熱は異なるため、利用者それぞれの平熱を把握しておくようにしましょう。食後や運動後は体温が高くなるため、30分程度は安静にしてから体温を測りましょう。また、高齢者は微熱であっても容態が急変する可能性も考えられるため、注意が必要です。

呼吸

安静な状態のときに、胸やみぞおちの上下運動を数えます。1分間に何回動いたかどうかで判定します。平均値は、1分間に15回から20回程度です。
呼吸の回数だけでなく早さやリズム・音・息苦しそうな様子はないか・咳・痰のからみの有無なども併せて観察しましょう。

脈拍

手首の内側にある橈骨動脈に手を当てて1分間計測します。1分間に60回から90回が平均となっており、高齢者は少ない傾向にあります。親指を使う方法もありますが、測定者の脈拍と混同しやすいため、人差し指・中指・薬指の3本の指を当てて測定しましょう。回数だけでなく、脈のリズムや乱れなども観察しておきましょう。被介護者が驚かないようにするために、測定者の手は温かくしておきましょう。また、運動や入浴後や緊張しているとき・発熱しているときは脈が速くなるので、注意しましょう。

血圧

電子血圧計を使います。楽な姿勢になり、上腕にマンシェットを巻きます。そして決してきつく巻きすぎず、指が2本から3本程度入るくらいのゆるさに巻きます。最高血圧が139mmHg以下、最低血圧が89mmHg以下が正常値となっているため、これを参考にしましょう。血圧についても人によって正常値がさまざまであるため、それぞれの血圧の状態や、血圧に影響のある病気や薬などを把握しておく必要があります。

バイタルチェックをする際の注意点

バイタルチェックを行うときには、だいたい毎回同じ時間帯に行うようにしましょう。人の体は、1日の中でも体温・血圧・脈拍などはかわってきます。そのため、毎日同じ時間に行うことで、変化に気づきやすいのです。また、体温や血圧など平均値は設けられていますが、この平均値はあくまで一般的な平均値であり、具体的な平均値はそれぞれであるため、利用者ひとりひとりのバイタルの平均値を把握し、記録しておくようにしましょう。利用者の命を守るためにも、バイタルチェックは正しい方法で進めましょう。

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