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介護のハウツー

2016年08月20日

昼夜逆転の治し方が知りたい!介護士ができる利用者への対応策まとめ

昼夜逆転

認知症の高齢者の症状のひとつに、睡眠障害があります。その中でもよく起こるのが、昼夜逆転です。昼夜逆転とは、本来なら寝る時間である夜間に活動的になり、日中は眠ってしまうというものです。利用者の健康のためにも、睡眠リズムを整えることが大切になってきます。そこで、昼夜逆転に対する対応について、ご紹介します。

関連:介護士ができる利用者の不眠対策!高齢者に増える睡眠障害を知ろう

昼夜逆転への対応方法

日光を浴びる

体内時計は、昼夜逆転に大きな影響を及ぼします。日光を浴びることで、体内時計をリセットすることができるため、睡眠障害を起こしている人には、日光を浴びる習慣をつけると良いでしょう。朝になったらカーテンをあけ、日光があたるようにしたり、短時間の散歩の時間を設けたりして、日光浴の時間を設けましょう。

日中の活動量を増やす

日中部屋にこもったままでいたり、ベッドから出ようとしなかったりする利用者の場合、日中の活動量を増やすようにすると、良いでしょう。デイサービスなどを利用して、日中は部屋から出る習慣をつけることで、日中は活動する時間であることを思い出させます。また、1日の生活パターンを固定化すると、生活リズムが作りやすくなります。

就寝前に入浴する

体を温めると、眠りにつきやすくなるため、就寝前に入浴をする習慣をつけることも、昼夜逆転には効果的です。高齢者や眠りの浅い人の多くは、体温調節がうまくできておらず、低体温であることが多いそうです。就寝前に入浴をしたり、足湯をしたりして体を温めることで、体を睡眠しやすい体温に導くことで、眠りやすくなる可能性があります。

医療機関に相談

昼夜逆転の状態がなかなか改善しなかったり、昼夜逆転が原因で体調が悪化してしまったりした場合には、医療機関に相談しましょう。睡眠障害を改善する薬を処方してもらうなど適切な対応をしてもらえます。

まとめ

睡眠リズムは、健康な生活にかかせないものです。利用者が快適に元気に生活できるようにするためにも、昼夜逆転を改善するための対応を知っておきましょう。

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