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介護の悩み

2017年03月01日

介護士のモチベーションアップはどうしたらいい?職員のモチベーションを上げる対処法

笑顔の女性

介護職は他の職種にくらべて離職率が高いといわれています。仕事がハードな割りに給料が安いといった事が原因だといわれがちですが、仕事にやりがいを感じられるかどうかということが仕事を続けていく上では大切になります。もちろん生きていくうえでは収入が高いほうがいいことは確かですが、仕事のやりがいはそれだけではもちろんありません。仕事に対するモチベーションを上げるためには自分自身にも、スタッフを管理する側にもちょっとした工夫や気持ちの持ち方を切り替えることも大切なポイントになります。

部下や同僚など自分以外の人のモチベーションをアップさせるために出来ること

施設の代表になったり、職場のリーダーになったりすると多くの職員を束ねる役割を担うようになります。そんなときに多くの人が悩むのが、どうやってスタッフのやる気を引き出すかと言うことです。離職率が高くいつも人手不足に悩んでいるような職場の場合、一人一人のスタッフにかかる負担はさらに大きくなることから、スタッフ同士が気持ちにゆとりを持てず円滑な人間関係を築くことが出来ないケースもあります。

人がやる気になるときと言うのは、やはりほめられるときや仕事をやり遂げて達成感を感じられるときです。毎日の忙しい日常の中で中々難しいことですが、なれないスタッフが少しでも上手くできるようになったらきちんとほめることも大切です。自分を見てくれている、自分を大事に思ってくれているという思いが伝わることが、やる気を引き出すためには大切です。

自分自身のモチベーションを上げるために出来ること

人から与えられるだけでなく、介護職自身がモチベーションを上げるためにできることとしては、目標を立ててみることです。壮大な目標でももちろんいいのですが、最初は少しハードルを低くして小さな目標から立てて見るのがオススメです。例えば担当になった利用者が一生懸命にリハビリした結果少しだけれど歩けるようになったなど、ごく小さなことで十分なのです。

赤ちゃんが成長と共にどんどんいろいろなことが出来ていくのとは異なり、高齢で体の機能の衰えた利用者が目を見張るほど体の機能が回復することは難しいかもしれません。それでもほんの少しずつでも努力し、その手伝いをしたことで出来ることが一つでも増えれば、自分自身もモチベーションが上がるし、利用者から感謝されることでさらに頑張ろうという気持ちになれることでしょう。

スタッフがやる気を出せる職場環境を整える

介護職は給料が安いというイメージが定着してしまっていますが、職場環境は勤務する施設などによって全く異なります。福利厚生が充実していたり、残業代もきちんと支払われるなど、勤務条件によって頑張って働く人をバックアップしてもらえる体制が整った環境で働くことが理想ですが、中々理想どおりに行かないものです。また、どんなに不満があっても、例えば忙しい中でもきちんと定期的にスタッフ同士のミーティングの機会を持つといった工夫がされている職場は、たとえ不平不満があったとしてもそれをスタッフ同士で共有できることでずいぶんと心の持ち方は変わってくるものです。

給料をただ上げるだけでは意味がない

給料が安いなら給料を上げればスタッフのモチベーションを上げることができるかといえば、必ずしもそうとはいえません。給与などの条件がよければ人は集まってくるかもしれませんが、そこで働くに当たってモチベーションを維持することは簡単ではありません。

それよりも、例えば定期的に試験を実施して、常に介護に関する知識や技術を磨く意識を持つようにすることが効果的です。成績上位者から順番に昇給額が決まっていったり、臨時ボーナスのようなものを支給するなどの工夫があれば、それを目指してスタッフも努力するし、努力した人が報われる結果に繋がるのでモチベーションを高めるためにはとても効果が期待できる方法のひとつです。

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