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介護のハウツー

2017年03月01日

高齢者は転倒しやすい!介護士が利用者の転倒事故防止のためにできる対策とは

高齢者は転倒しやすい!介護士が利用者の転倒事故防止のためにできる対策とは

高齢になってから健康管理に気を配ることと言うと、なんとなく生活習慣病などの病気を頭に浮かべがちです。確かに体が病に冒されてしまえば健康的な生活を送ることは出来ません。けれど、とくに健康診断では何も悪いところはなく、体は一応健康な状態だという人でも、歩行機能が低下して転倒してしまうと、骨折から急激に体力が低下し始め、転倒する前までは普通に自立して生活することの出来ていた人が、あっという間に要介護状態になってしまうことはけして珍しいことではありません。

転倒から骨折し、寝たきりになりやすい

高齢になって若い頃よりも体の機能が低下すると、何故こんなところで?と思うような場所でさえ転倒しやすく危険な場所になりがちです。そしてそれほど激しく転倒したわけではないにもかかわらず、骨折などを起こすと立ち上がることが出来にくくなり、やがて歩くこともままならない寝たきりの状態にまで症状があっという間に進んでしまうケースも少なくありません。しかも男女別に見てみると男性よりも女性のほうが転倒の際の怪我の程度も大きく、骨折の割合が高くなるといわれています。

滑りやすい履物には要注意

健康で体力のある人ならなんでもないような場所でも高齢者にとっては躓く危険性が高くなるので、まずは介護現場では床面の段差を極力なくすことが大切です。つるつるとしたフローリングなどはどうしても滑りやすくなるのでマットを敷くことも有効ですが、毛足の長いじゅうたんのような敷物はかえって足をとられることになるので避けるようにします。そして最も大切なのが高齢者が日常的に履く靴の選び方です。自分の足のサイズにぴったりと合ったはきなれた靴を選ぶことが基本で、スリッパやサンダルのようにかかとのない靴は避け、必ずかかとの部分を覆う形の脱げにくい靴を使用するようにします。

入浴中の転倒はとくに要注意

入浴の時間は施設の入居者にとってリラックスすることの出来る貴重な時間です。入浴によって血行が良くなり安眠などの効果も期待できる大切な時間ですが、高齢者の入浴は急激な血圧の変化や転倒事故などを起こしやすい危険と隣り合わせの時間でもあります。利用者の要介護度が上がるほど歩行機能は低下するので、滑りやすい浴室内では腕や体をしっかりと支え、床には転倒防止用のマットを使用するようにします。

そして入浴中は転倒しやすいという意識も高いので本人も介護者もとても神経を使っていたのに、入浴が済んでほっとして浴室から出たとたんにわずかな段差に足をとられて転倒するという事故もあります。浴室を出てからも気を抜かず、しっかりとも見守ることを心がけるようにします。

高齢者自身に躓きやすいことを認識してもらう

介護士がいくら注意していても利用者本人に気をつけようという意識がなければ転倒のリスクは減らすことが難しいかもしれません。介護士が利用者がどのような場所で躓きやすいかを頭に入れて介護することはもちろん大切なのですが、利用者本人にもどんなときにどんな危険があるのか、自分はどんなときが転倒しやすいのかを知ってもらうことも効果があるようです。

転倒したときのための対策

いくら介護する側がしっかりと注意していても、転倒のリスクを100パーセント回避することは難しいといえます。転倒の危険を極力減らす努力をした上で、万一転倒してしまったときでもその衝撃を少しでも和らげるために、腰骨の下辺りに衝撃を緩和するパッドを入れた下着を活用するという方法もあります。パッドの緩衝作用によって股関節周辺をカバーすることで万一転倒したときに重篤な骨折などに繋がるリスクを減らすことが出来ます。

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