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介護のハウツー

2016年08月18日

どうして床ずれがおきるの?介護士が知っておきたい原因と対策方法まとめ

介護士と床ずれをおこした利用者

介護の現場では床ずれを起こさないために、定期的に寝ている人の姿勢を変えることがあります。こうすることで床ずれを解消しやすくなるのですが、それではそもそもなぜ床ずれが発生するのでしょう?

床ずれの原因を理解しておけば、ただ姿勢を変えるだけではなく、床ずれを発生させないためのベストな対応方法が見つかります。ここでは床ずれの原因とその対策方法についてまとめました。

床ずれってどういう状態?

床ずれは褥瘡とも呼ばれる傷の一種で、一般的な傷と違うのは、そのまま放置していても治らないということです。床ずれは床ずれになった原因を取り除かないかぎり、改善することもなく、むしろ皮膚や筋肉などの細胞が壊死してしまいます。

最初は肌が赤くなったり、かゆみを感じたりするだけですが、その時点ですでに床ずれの黄色信号が灯っています。床ずれはどんどん進行し、骨にまで影響をあたえることもあります。皮膚が擦れてなくなってしまうと、感染病にもかかりやすくなります。

床ずれはどうして起きる?床ずれの原因

それでは床ずれがどのようにして発生するのかについて、その原因をみていきましょう。原因は大きく分けて4つあると言われています。

寝ている自分の体重によって皮膚が圧迫される

人間は寝ている間に一晩で20回の寝返りをうつと言われています。これは同じ箇所に集中して体重がかかるのを避けるための本能的な動きですが、高齢になると寝返りをうつための筋力が不足して、寝返りをすることができなくなります。

寝たきりの人たちはもちろん自力で寝返りが出来ませんので、常に体の同じ場所が布団やマットレスに接してしまい、その箇所の欠陥が圧迫され続けます。血の流れが悪くなった場所には酸素が届かなくなり、細胞が徐々に死んでいき、床ずれが発生します。

加齢により皮膚が弱くなり傷つきやすくなっている

歳を取るとどうしても人間の体は弱っていきます。若いころは肌に弾力があり、小さな傷くらいであればすぐに回復できるのですが、高齢になると新しい細胞に変わるのも時間がかかりますし、肌そのものが薄くなってしまいます。

若い頃は何でもなかったちょっとした擦れなどでも、高齢者の薄い皮膚にとっては床ずれの原因になります。このように高齢者になると人間の体は床ずれが出来やすいようになっています。

薬の副作用により免疫力が低下している

抗がん剤やステロイドのような薬を使うことで、肌の免疫力が低下しているときも床ずれはおきやすくなります。

栄養不足により骨が出っ張っている

十分な栄養を摂れていない場合、体の脂肪が少なくなり、骨に皮膚が張り付いたような状態になります。本来であれば脂肪がクッションになり、布団やマットレスと骨の間の力を逃がすことができるのですが、脂肪が少ないと皮膚にかかる力を逃がすことができず、床ずれが発生します。

床ずれは発生させないための対策方法

床ずれは出来てしまってから治療をするのは大変ですので、できるだけ発生させないことが重要になります。床ずれのほとんどは予防することが出来ると言われていますので、その対策方法について紹介します。

定期的に姿勢を変える(体位変換)

床ずれは同じ場所が圧迫され続けることによって発生しますので、こまめに姿勢を変えることで、防ぎやすくなります。とはいえ介護する人の労力にも限界がありますので、床ずれ防止機能がついた介護用のベッドなども利用することをおすすめします。

食事をしっかり食べて床ずれに強い体をつくる

栄養が不足していると床ずれになりやすいため、寝たきりなどになったとしてもできるだけしっかりと食事を食べるようにしてください。栄養バランスの取れた食事をすることで、免疫力も上がり、床ずれに強い体を作ることが出来ます。

肌をきれいな状態に保つ

寝たきりになったとしても肌は常に清潔な状態を保つようにしてください。肌の汚れも肌を弱くする原因にもなります。しっかりと肌をきれいにして、乾燥と保湿をすることで肌のケアを行うことで床ずれを発生させにくくすることが出来ます。

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