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認知症の基礎知識

2016年10月31日

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とはどんな施設?費用や特徴について

車椅子

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、少人数制になっており、アットホームな雰囲気の中で生活できるといった特徴があります。わずか数名での共同生活を通して、認知症の改善を目指していけるのも人気の理由の一つです。

認知症の方の中には、多くの利用者の中で過ごすことを苦手とする方が少なくありません。少人数であり、スタッフもしっかりと対応してくれるグループホームのメリットは、こういったところにあります。

グループホームの特徴

グループホームの特徴は、自宅での生活とあまり大きな違いがない環境の中で暮らすことができること。人数はわずか5人から9人と少なく、アットホームな雰囲気の中で過ごすことができます。認知症を患っている方は、多くの人の中で生活したり新しい人と出会ったりすることを苦手に感じることが多い傾向にあります。場合によっては、これが原因で益々認知症を悪化させてしまうこともないわけではありません。グループホームは、こういったことを防ぐことも目的としているのです。

グループホームでは、一人ずつ自分の部屋がありますので、自分が気に入った部屋作りをすることも可能です。中には、洋室だけでなく和室を用意している所もあります。部屋の広さは四畳半。お風呂や台所、食堂、リビングなどは共用になっていますが、トイレはそれぞれの部屋に付いている所と共用になっている所があります。

また、グループホームではただ一方的に介護を受けるわけではありません。一人一人が、それぞれの状態や能力などに合った役割を担いながら、認知症の改善を目指しています。介護をしてもらうだけでなく、他の利用者と共に生活することで認知症の進行を抑制。掃除をしたり食事の準備をしたりするなどして、できるだけ自立した生活を送ります。もちろん、排せつや食事、着替えなどする際に介助が必要な場合は介助をしてもらうことができます。

グループホームの費用

グループホームの気になる費用ですが、こちらは施設によって差があります。保証金や入居一時金。そして、月々の費用が必要になってきます。保証金とは敷金のことで、グループホームを出る時に修繕費などが必要な場合、それにあてられます。施設との契約によって返金される場合と返金されない場合とがありますので、契約する時はしっかりと納得してから契約することをお勧めします。また入居一時金は、施設を利用する為の費用のことを言います。こちらも施設によっては差があるのですが、利用期間によって返還金がある場合もあります。

グループホームを利用する場合、その費用は大きく2つに分けられます。一つは、介護費用です。こちらは、要介護度によって基本額が定められています。介護度が高くなるにつれ金額は高くなるのですが、自己負担金はその内の1割となっています。(但し、利用者本人の所得金額によっては2割負担になります。)また、この他に利用者によっては、サービス加算代が必要になります。これは施設によっても違いがあるのですが、例えば医療連携体制加算や看取り介護加算代などが、サービス加算代として必要になります。

また、生活費も必要です。家賃や食費をはじめ、水道光熱費、管理費、共益費なども必要です。理容費や医療費、日用品、オムツ代なども必要。こちらは、基本的に全額負担となっています。

これらを全て含めた場合、月額費用は10~15万円程度の所もありますが、20万円、30万円と更に高額になっている所も少なくありません。

利用を検討している方は、実際に施設に足を運んで見学することをお勧めします。施設内の雰囲気やスタッフの対応なども確認しましょう。その際に、費用などについても確認しておくと良いでしょう。