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介護の転職

2016年08月20日

訪問介護の給料や仕事内容は?ホームヘルパーの勤務時間など特徴について

訪問介護

介護サービスの中には、高齢者が施設に訪れてサービスを受けるものだけでなく、高齢者の自宅に訪れて、さまざまな支援を行うものもあります。このように、高齢者の自宅で生活サポートを行うことを、訪問介護と言います。この訪問介護を行うのが、訪問介護士(ホームヘルパー)です。

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訪問介護の仕事内容

訪問介護士の仕事内容は、主に3つにわけられます。この3つの支援を柱として、さまざまなサービスを提供していきます。

生活援助

生活援助とは、掃除や洗濯・料理などの日常の活動の援助です。基本的な家事をはじめ、食料品や日用品の買出しを代行するなど、高齢者の暮らしをサポートする業務をさします。ゴミ出しや寝具のシーツ交換・薬の受け取りなどを行うこともあります。業務範囲については、利用者によって異なります。

身体介護

身体介護とは、食事介助や排泄介助・入浴介助など、高齢者の体に触れて行う介護のことです。体の大きな人の身体介護を行うこともあるため、体力が求められます。具体的には、食事介助・排泄介助・入浴介助・着替え介助・清拭・身体整容・移動介助・外出介助・服薬介助・体位変換などがあげられます。

通院等乗降介助

通院等乗降介助とは、利用者が病院や施設へと移動する際に、介護タクシーや福祉車両などの乗り降りを介助するものです。通院等乗降介助は病院内や施設内は対象外となるため、家から出て移動車に乗り込むまでの距離のみとなります。福祉車両や介護タクシーだけでなく、バス停までの付き添いなども、この通院等乗降介助に当てはまります。

訪問介護士の給料・待遇

訪問介護士として働いた際の給料や待遇についてみていきましょう。

給料

訪問介護士の給料は、平均で時給1000円から1500円程度となっており、比較的高い傾向にあります。しかし、1件あたり2時間から3時間と短時間の訪問となるため、実働時間が短く、1日に2件以上訪問しなければ収入は少なくなってしまいます。また、移動時間は時給に含まれなかったり、移動手段が限られていたりすることもあるため、スケジューリングやエリア編成などが重要になってきます。

勤務時間

訪問介護士は、基本的にパート勤務や派遣勤務となっています。「9時から5時まで働く」というように固定勤務ではなく、自分の働きたい時間帯にマッチした訪問先を割り振られることが多いようです。たくさん収入が欲しい場合には、1日の訪問件数を増やしたり、午後から予定がある場合には1件のみの訪問にしたりと、自分の希望にあわせた働き方ができます。

訪問介護士に求められるもの

訪問介護士は、基本的に一人で利用者宅へ訪問し、短時間で介護から生活サポートなどをこなすことになります。そのため、介護士としてのスキルはもちろん、家事などを効率よくこなすことも求められます。また、ひとりですべて行わなければならないということは、緊急時やトラブルがあった場合にも、自分ひとりで判断し、対応しなければなりません。つまり、どんな状況に立たされても、冷静に対応できることが求められます。

このように、ひとりで冷静に判断を下したり、適切な対応を行うためには、知識だけでなく技術も必要になってきます。そして、この知識や技術を活かすためにも、ある程度の介護経験があった方が良いといえます。そのため、他の介護施設などで介護の経験をある程度積んでから、、訪問介護士として働くことがおすすめです。

訪問介護士になるために必要な資格は?

訪問介護士として働く際には、「介護職員初任者研修」を修了する必要があります。介護職員初任者研修とは、ホームヘルパー1級から3級と介護職員基礎研修が一元化された課程です。各都道府県が指定している養成研修機関や、地方自治体が開催しているので、修了を目指す際には問い合わせてみましょう。

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