介護の悩み
2016年03月26日
介護士の離職理由1位は人間関係!?職場の人とうまくやるコツ
どこの現場でもあるのが、人間関係による離職
介護の現場において多い離職の理由は何だと思いますか?実は一番多い離職理由は、勤務条件や腰痛といった職業病ではなく、人間関係なのです。人間関係というのは、どの職種でもあることですし、人が増えれば増えるほど複雑になり、優劣や上下関係も出てきます。
また、人間関係が良い職場(部署)かどうか、というのはなかなか外から伺い知ることはできません。同じ施設内でも、グループや担当階が違うだけで、全く異なる人間模様が繰り広げられています。あまりにも悪い評判が立っていたり、常に求人を出しているところは要注意。でも、それ以外では人間関係の良し悪しを外から図ることはできません。そもそも、一人一人にとってどれが「いい関係」かは違います。つまり、就職時にはわからないもの、“運”なのです。
これってパワハラ!?あまりにひどい人間関係の時には
できるだけ誰ともあたり触りのないようにすることが、人間関係を円滑にするコツです。誰の悪口も言わない、公私ともに行動するといったような深入りを避けるということです。誰とも浅い付き合いに留める、これに限ります。
しかし、向こうからあなたにちょっかいを出してくる、威圧的な態度をとる、休みをとらせないなど、そのようなことがある場合には考えた方がよいでしょう。ですが、その人に立ち向かったり、上の人に報告したりということは正論かもしれませんが、ただあなたが疲弊してしまうだけかもしれません。
人間関係というのは、どこに行ってもあるもの。だから、少しうまくいかない・苦手な人がいるからといって離職していては、いつまでたっても同じことの繰り返しになってしまいます。しかし、時には「逃げるが勝ち」ということもあることは、頭の片隅に置いておいてくださいね。その際は勤務条件などを理由にして離職するのも、利口かもしれません。