介護のハウツー
2016年04月04日
未経験から介護士になるには?!必要な資格と勉強のやり方
人の役にたつ仕事がしたい!そう考えている人の中には、介護の仕事に興味を持っている人もいるのではないでしょうか?介護の仕事は、とてもやりがいのある仕事です。また、人とかかわる仕事であるため、毎日イキイキと過ごすこともできます。介護の仕事をするためには、資格が必要です。資格の種類はたくさんあり、その種類によって就職のしやすさや携わることができる仕事の幅も変わってきます。そこで、取得すると便利な介護資格についてご紹介します。
目次
介護資格の種類は?
介護資格の中でよく知られているものは、大まかに以下の種類のものがあります。
- 介護福祉士
- 介護職員初任者研修過程
- 介護福祉士実務者研修過程
- ケアマネージャー
- ガイドヘルパー
- 介護事務
この中で、介護福祉士は国家資格で、国家試験をクリアする必要があります。さらに、介護資格の中には
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 理学療法士
- 作業療法士
- 行動援護従業者
- 福祉住環境コーディネーター
- 居宅介護従業者
- 重度訪問介護従業者
などがあります。このうち、社会福祉士・精神保健福祉士・理学療法士・作業療法士は国家資格です。このように、さまざまな種類の資格がありますが、中でも介護福祉士は介護の仕事をするにあたって要となるとても重要な資格であり、この資格を持っているだけで就職に有利になります。
介護福祉士の資格をとるためには?
介護福祉士は国家資格であり、介護職員初任者研修過程や介護福祉士実務者研修過程と比べて、就職する際に有利になります。国家資格ということで取得するのが難しいと思う人も多いかもしれませんが、特定のルートでしっかりと勉強し、試験を受けることで取得することもできます。取得する方法は、以下の3つです。
福祉系の高校を卒業する
早いうちから介護の道を目指している場合、高校の段階で福祉系の学校を選ぶと良いでしょう。通常の授業以外に、福祉にかかわる勉強や実習などを受けることができます。学校を卒業すると、自動的に資格を取得できるので、早いうちから手に職をつけることができる点がメリットです。介護の世界では、現場での経験はとても大切になってきます。高校卒業後から実務経験を積むことで、より介護士としての腕を上げることができます。
福祉系の要請施設を卒業する
大学や短大・専門学校などで、福祉系の学校に進学し、必要な科目を修めて卒業することで、介護福祉士の資格を得ることもできます。座学だけでなく、実際に施設に行って1週間から2週間の実習をするため、就職する前から現場を知ることもできます。
実務経験を3年以上積み、実務者研修も修める
福祉系の学校には行かず、社会人になってから資格を取りたいと思った人の場合でも、介護福祉士の資格を取得することは可能です。その場合、まずは施設での介護の実務経験を3年以上積む必要があります。さらに、実務者研修を修了することで、介護福祉士の試験を受けることができます。
筆記試験に備えて、夜間の学校や通信講座などを使って、介護福祉士の勉強をすれば、試験対策を行うことができるのでおすすめです。介護福祉士の資格試験では、筆記試験だけでなく実技試験も行われます。年度によって異なりますが、合格率は6割程度となっています。この試験を通過し、介護福祉士の資格を取得すれば、就職・転職の際にとても有利になります。
まとめ
介護の仕事に必要な資格をとるのは、大人になってからでも遅くはありません。資格を取得して、手に職をつけることで、仕事探しも楽になります。また、資格を持っているというだけで、自分に自信を持つこともできます。介護資格を取得して、人の役にたつ仕事をしませんか?