介護の転職
2016年05月10日
介護士の転職にオススメなタイミングは?いつ今の職場を退職する?
介護士をしていると、仕事をやめたいと思うこともあると思います。スタッフ間の人間関係に悩んでいる人や、給与面で満足できていない人、ハードなシフトに体がついていけない人など、仕事面で不満がある介護士はたくさんいます。そんなときに、頭に浮かぶのが「退職」「転職」という言葉。しかし、仕事をやめるのは、とても勇気がいることです。退職するタイミングがわからないときや、転職の決め手がわからないときには、どうすれば良いのでしょうか?
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目次
いつ今の職場を退職する?オススメなタイミングは?
介護士として働いている中で、施設や業種に対して不満があっても、なかなかやめる踏ん切りがつかない人は多いのではないでしょうか?確かに辛いけれど、これくらいで辞めても良いのだろうか?今辞めても大丈夫なのだろうか?やめたいけれど、次の仕事が見つかるか心配…
このような心配や不安を持っていることで、退職や転職を決められない人もいると思います。悩んでいるうちに、タイミングを逃してしまって、いつの間にかやめることができずにいるという人もいるでしょう。決断できずにだらだらと続けていると、意欲を持って仕事をすることができなくない上に、新たなステージで活躍するチャンスを逃してしまっている可能性もあります。このまま続けていくことで得られるものがあるのか、もっと良い条件の職場はないのかなど、しっかりと見極めて決断することが大切です。
介護士をやめるきっかけは?
実際に悩んでいると、自分はどうすれば良いのか、判断できない人も多いと思います。今の施設をやめたい、他の仕事に変わりたいと思ったときに、どのようなことを決め手に退職・転職を決めれば良いのでしょうか?
心身の健康面に悪影響があると感じたとき
一人暮らしの人は、自分ひとりで生活を成立させるために、家族を持っている人は、家族を守るために、仕事は欠かせません。生活を成り立たせるためには、体と心の健康が第一です。今の施設で働いていることで、体や心に悪い影響がある場合、一刻も早く転職することをおすすめします。たとえば、ハードなシフトが続いて体を壊してしまったり、重労働で腰を痛めてしまったっりと体にトラブルが起きた場合・職場がストレスで精神的に参ってしまった場合など、体だけでなく心の健康面にも目を向けましょう。
施設の環境や待遇が劣悪なとき
最近はブラック企業が注目されていますが、介護業界でも劣悪な労働環境が問題となっている施設があります。労働基準法を無視したシフトや、仕事量に見合わない給料・いじめやパワーハラスメントがはびこる劣悪な人間関係など、働く環境が著しく悪いと感じたときには、退職や転職を考えてみると良いでしょう。労働条件の悪い施設で働いていると、仕事の効率も悪くなる上に、自分の心身への悪影響も考えられます。元気に楽しんで仕事をするためにも、労働環境の悪すぎる施設で働いている人は、退職や転職を考えてみましょう。
金銭面の心配がなくなったとき
仕事をやめることに対して、金銭的な心配をしている人は多いのではないでしょうか?そんなときには、ある程度の貯金がたまってから退職すると良いでしょう。具体的には、生活費3ヶ月分程度を目安にすると安心です。まとまった貯金があれば、仮にすぐに仕事が見つからなかったとしても、貯金でやりすごすことができます。また、ボーナスがある場合には、ボーナスをもらってから退職するのもおすすめです。
まとめ
仕事は、長く続ければ良いというわけではありません。健康的に、高いモチベーションで働くことこそが、自分にとってはもちろん施設の利用者にとっても一番であるといえます。やめる決断は、とても勇気がいることです。しかし、何も得ることができない職場であれば、勇気をもって次のステップへ進むことも大切です。