社会福祉士は地域の身近な相談役！資格取得後の主な３つの活躍の場とは

「社会福祉士」という資格名を耳にしても福祉関係の知識がある人以外は、それがどういった資格なのか分からない、または資格の存在自体知らないという人も多いのではと考えます。

今後の超高齢化社会、少子化社会が騒がれている中で、資格取得後に社会福祉士がどういったところで活躍しているのか、またどのように関わっているのかを知っておく必要があります。まずどのようなところで活躍しているのかというと、主に３つに分けられると考えられます。

医療分野で活躍する医療ソーシャルワーカー、福祉施設等で実務につきながら活躍する実務系ソーシャルワーカー、地域包括センターで相談・連携を進めるコミュニティーソーシャルワーカーです。それぞれの働く現場、役割によって社会福祉士の業務内容の専門性が変わってくるようです。

簡潔に言うと「社会福祉士」とは地域の身近な相談役だということなのです。しかしその相談役である「社会福祉士」は自らが「社会福祉士」であることを、相談者の方にはほとんど名乗らないと思います。きっとそこが「社会福祉士」という資格の知名度の低さに関わるところかもしれません。

「社会福祉士」は高度なコミュニケーション能力を基盤に、福祉問題に関わる細やかな対応力、また問題をすくい上げる鋭い観察力をもって、今後も活躍の場を広げていくべきだと考えています。