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老人ホーム・介護施設

2015年07月07日

脳卒中で倒れた祖母が有料老人ホームに入居!介護現場は3Kか見てきました

ペンを持った女性

脳卒中で倒れた祖母が有料老人ホームに入居していました。祖父は祖母と離れたくなく、自分が面倒を見ると言って譲らなかったのですが、祖父自身も体が思うように動かなくなり、泣く泣く入居を決めたそうです。

祖母の入居したホームは、家の前の通りを挟んで向かいにあったので、私もよく祖母に顔を見せに行っていました。日差しを取り入れた明るいホールに、写真がたくさん飾ってありました。そこで働いていた職員の方やヘルパーさんも、慌ただしい様子を見せず、時を止めたような静かで落ち着いた空気がいつも流れていました。

私も何度か、夏祭りやクリスマス会といったイベントに祖母と参加したことがあります。祖母のような一人では何もできないような人もいれば、元気に動き回っている人もいました。それでも、みなが子どものようにニコニコし、楽しそうでした。

私が、想像していたホームというと、介護現場は3Kという言葉が表していると言われているように、汚い・きつい・危険で、安心感の欠けた空間だと思っていました。けれど、祖母の入所していたところは、大人の幼稚園のようなところでした。ほとんど笑わなくなった、祖母がかすかに笑うようになったことが、何より嬉しかったです。