介護の転職
2016年08月03日
介護職の就職・転職は簡単?無資格からでもスタートできる介護の仕事
不況においても常に成長市場と言われている介護の業界。転職や就職は人生のターニングポイントともなる大切なイベントだけに、慎重に考えたいものです。しかし就職や転職に関しても他の業種と比べて比較的簡単だと言われていますが。実際にはどうなのでしょうか。
市長市場が続く介護業界・求人数は安定
ご存知のように、超高齢化社会が進む日本では常に介護の人手が不足しています。介護される側である高齢者は増える一方であるにも関わらず、働き手である世代が少ないことも原因しています。10年後には約100万人の介護職員が必要になると予測されており、今後20年にわたって介護の求人は増え続けると考えられています。
「選ばなければいくらでも仕事はある」という現場の声からもわかるように、求人の数といった点では他の業界に比べると、介護業界への就職・転職は容易であると言えるでしょう。
無資格からでもスタートできる介護の仕事
介護業界へ転職するメリットのひとつは、無資格でも挑戦できるというところ。ヘルパーの仕事であれば、学歴不問、資格がなくても応募できる求人がたくさんあります。ただし、何も勉強しなくても仕事が務まるというほど、介護の仕事は楽ではありません。無資格で働きはじめても、先輩から仕事を教わりながら自分なりに勉強するなどして、ステップアップをしていく!と思えない人にとっては厳しい世界と言えるでしょう。
また体を使う仕事なので、体力や健康の自己管理も必要となります。介護職員初任者研修を修了していれば、資格手当がつく職場もあるので、仕事をしながら勉強できるかどうか不安…という方は、是非、事前に受講しておきましょう。
介護の資格試験の多くは実務経験年数によって受けられるものが決まってくるので、介護業界で長く働き続けることを考えたら、1日も早く実務経験を積みはじめるようにしたいものです。
30代、40代の転職も可能
介護の業界は年齢層も高く、30代40代からの転職も十分可能です。職場によっては定年が70歳というところもあり、これから新しく介護の仕事に挑戦したいと考えている人にとっては励みになりますよね。介護職員も30代40代の方が介護を受ける人の気持ちを理解して上げやすいという強みもあります。
介護の仕事は離職率の高さばかりが注目されていますが、実は正規職員の離職率は他の業界とさほど変わりはありません。自分にあった職場が見つかれば長期で安定して働けることも事実です。一生の仕事を求めて最後のチャレンジをしたい!という30代、40代の方もやりがいをもって働ける仕事が待っているはずです。