介護の転職
2016年08月03日
転職で介護士が給料UPするコツ!昇給賞与や給与の条件交渉をしよう
重労働ながら安い賃金が社会問題となっている介護士ですが、その金額は、施設形態や事業所ごとにばらつきもあるようです。そこで今回は、介護士が転職の際、現在よりどのようにして給与をアップさせていくか、そのコツや、給与の条件交渉などについてご紹介していきたいと思います。
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目次
- 1
確実に給与をUPさせるには
- 1.1 管理職・主任を目指す
- 1.2 キャリアアップを目指す
- 2
転職の際には給与の条件交渉を!
- 2.1 求人での給与提示があっても…
- 2.2 面接時のポイントとは
- 2.3 交渉時のここに注意!
- 2.4 未来に通じる条件交渉
- 2.5 介護求人サイトを活用しよう!
- 3 まとめ
確実に給与をUPさせるには
管理職・主任を目指す
介護士としての経験が豊富な方は、管理職や主任に就くことができる求人にご注目ください。スタッフへの指示やデスクワークなど、役職のない介護業務に比べ責任と労力を要しますが、やりがいがあることには間違いありません。責任がのしかかる分、役職手当なども付与されることで、もちろん報酬は現在のものより上というケースがほとんどです。興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
参考:介護士から管理職へキャリアアップするには?必要な資格やスキルまとめ
キャリアアップを目指す
最もスタンダードな給与アップの手段となります。実務経験に加え、さらなる上位資格を取得することにより、手当の付与や、給与アップの条件を満たすことになるでしょう。介護士に関連する資格については、主に以下のものがあります。
受験資格には実務経験なども考慮されますので、ご自身がどの資格について目指すことができるのか、確認してみることをおすすめします。
参考:介護職でキャリアアップしたい!スキルを上げる資格や研修まとめ
転職の際には給与の条件交渉を!
求人での給与提示があっても…
ほとんどの求人には、「月給○○○円~」というように、報酬についての提示がされてありますよね。もちろん、そちらも大きな目安となりますが、それを鵜呑みにして従事していたら後々後悔した、という事にならないよう、入職前には、給与についての交渉をしっかりと行っておくことが大切です。
面接時のポイントとは
特に中途採用の場合は、即戦力が求められています。求人する事業所側も、「とにかく早く、いい人に来てほしい」という状況と思われますので、面接時には、ご自身がこれだけ頑張れるぞ!という事をアピールすることが重要です。そしてアピールする中にも、しっかりと給与についての相談は織り交ぜていくようにしましょう。一刻も早く人材を確保したい事業所側は、そのような交渉にも応じる可能性が高いと考えられます。
交渉時のここに注意!
一円でも高い給与アップを…と焦ってしまい、過度なつり上げを行ってしまうことはもちろん逆効果です。どの職種にも相場というものがありますので、他の求人なども参考にしながら、計画的に交渉していきましょう。また、募集した求人について、ライバルが多い場合も注意が必要です。同等のスキルの人材であれば、もちろん印象の良い方が採用、という形になりますので、特に募集人数が多い求人の場合、感じよく対応していくことが最優先となります。
未来に通じる条件交渉
入職時の交渉が上手くいかず、そのまま提示での報酬となる場合でも、未来についての条件交渉なら上手くいく可能性があります。毎年の昇給はどの程度が見込まれるのか、上位資格を取得したら手当がいくらとなるのか…など、この先を考慮した交渉も大切です。
介護求人サイトを活用しよう!
介護士の転職に便利な専門の求人サイトでは、担当コンサルタントが、求人の紹介や面接指導、施設見学の手配など、転職までのあらゆる相談、悩みのサポートに応じています。「自分では、上手く給与交渉できる自身がない…」という場合も、コンサルタントに相談すれば、交渉時のアドバイスや、代理での交渉などにも応じてくれるでしょう。また介護の求人サイトでは、特定のサイトのみが扱う非公開求人が魅力です。待遇について好条件である場合も多いので、是非、登録してみることをおすすめします。
参考:介護求人サイト比較
まとめ
今回は、介護士の転職時に是非行っていただきたい、給与交渉についてのコツをご紹介しました。一円でも多い報酬を望む求職者と、一日でも早く人材が欲しい求人側。このバランスをしっかりと保ちつつ、お互いが納得のいく交渉を第一に、心がけていきましょう。