介護の転職
2016年08月02日
介護士が今の職場に秘密で転職活動したいなら!バレずに転職をするコツ
人間関係の不満やキャリアアップのためなど、介護士が転職を望む理由は多種多様です。そして、どのような理由で転職となっても、トラブルなく、スムーズに事を進めていきたいものですよね。そこで今回は、現在の職場に秘密としたまま、転職活動をしていくポイントをご紹介!在職中に転職活動した方がよいのはなぜか、その理由もお伝えします。
目次
バレないように!スマートな転職活動のために
同僚にも内緒にしよう
転職活動にて最も大事なのは、現在の職場には秘密で活動を行っていくことです。上司や先輩はもちろんのこと、普段仲の良い同僚にも内緒にしておくことをおすすめします。ランチを共にするような仲良しな同僚がいれば、何でも相談にのってもらいたいと思ってしまいますよね。しかし、それは避けておいた方がベターです。
逆の立場を想像してみてください。共に頑張っている同僚が「この職場を辞めて、転職するつもり」と言ったら、どんな気分になりますか?
きっと、良い気分にならない方がほとんどかと思います。印象を悪くすれば、他のスタッフや上司などに告げ口をしてしまうかもしれません。また、それが発展すると、職場全体の雰囲気を悪くする要因となる可能性も考えられます。ただでさえ転職は、現在の職場に少なからずとも迷惑をかけてしまいます。その迷惑を最小限にとどめるためにも、きちんと段取りをわきまえ、転職先が内定した後に、伝えていきましょう。
在職中に探しておこう
- 現在の職場に、転職活動をバレたくない!
- 夜勤で疲れているし、忙しいので転職活動が億劫
以上の理由で、退職してからゆっくりと職探しをしよう、とお考えの方はいませんか?しかし退職後の再就職活動の際、適した職場がなかなか見つからない、という可能性は十分に考えられ、何か月も続けば経済的に不安定となり、精神的にも追い詰められるというリスクを想定します。
また、既に退職していた場合、結婚や出産、転居などがその理由であれば一つの理由づけとなり得ます。しかし、納得のいく理由もなく職歴の途切れた期間が長くなると、それだけ再就職には不利なもととなるでしょう。仕事で多忙な中、職場に内緒にした状態での転職活動は大変なものとなるでしょう。しかし、バリバリと働いてキャリアアップを目指したい!という方は特に、ここは踏ん張っていただきたいと考えます。
ここで、忙しい在職中でもできる、転職活動のヒントを一つお伝えします。仕事の多忙な中で、合間を縫ってのハローワーク巡りというのも大変ですよね。ハローワークの他にも、介護の転職支援サイト等を活用すれば、パソコンやスマートフォンにて、すき間時間での活動が可能となるため、大変おすすめです。多方面からの転職活動を行うことで、より早く、より適切な職探しを期待することができるでしょう。
参考:介護士の転職にオススメなタイミングは?いつ今の職場を退職する?
介護職の特徴を考慮した転職活動を
介護職は、夜勤などもあってシフト制が多いという特徴があり、それを存分に生かした転職活動ができる、というメリットがあります。求人先への問い合わせや面接などは、ほとんどのケースが平日の日中に対応という事になるため、他の職種の場合、転職活動には有給休暇などの取得が必要となります。一方シフト制の介護職なら、面接日に休日となるようシフトを組むことで、現在の職場に悟られることなく、面接を受けることが可能となるのです。
さらに、内緒のままスムーズに活動するためには、問い合わせた求人先に、自身のシフトを伝えておくことも大切です。勤務中に、携帯電話に連絡があっても話すことはできませんし、例えばランチタイムに着信に気付いた時などは、「早くかけなおさなきゃ!」などと動揺してしまうことで、同僚等に違和感を与える可能性も考えられます。是非求人先には、「○○日の××時頃なら連絡可能」という形で、電話に出る事ができる時間を伝えておくことをおすすめします。
円満退職するには
転職を目指す場合、内定が出るまで秘密にしておくことは、先ほど述べたとおりです。さらに円満な転職を目指すのであれば、約1か月以上先の入職となるように転職先に相談した上で、最低1か月前には、現在の職場に退職願を提出するようにしましょう。退職前や退職後に現在の職場への迷惑を最小限とするよう、敬意を持った対応を心がけていきたいものです。