介護の悩み
2017年04月04日
仕事を休むにはどう電話をする?介護士が当日欠勤するときの連絡のマナーやタイミング
急に体調が悪くなったなど、誰にでも当日欠勤せざるを得ないような事情が突然起こることは考えられます。忙しい介護の職場に自分が当日急遽休みたい旨を連絡するのは気が重いものです。もちろん休まずに済むならそれに越したことはないのですが、どうしても休まざるを得ないときには、必ずきちんと連絡をするというのが社会人としての最低限のマナーですが、その連絡の仕方についても一定の配慮が必要です。
目次
当日欠勤で迷惑をかける事に対する配慮を忘れないようにする
介護の仕事はその職場にもよりますが夜勤も含め少ない人数のスタッフでシフトを組むのがかなり大変な職場が少なくありません。誰にでもやむを得ない事情はあるかもしないのですが、事前に分かっていればシフトから外してもらえるとしても、当日欠勤のリカバリーはその日に勤務するスタッフにしわ寄せが行ってしまいやすいものです。
そのため、万一当日欠勤しなければならない状態になったら、無断欠勤などもってのほかだし、職場に欠勤の連絡をする際にも、迷惑をかけて申し訳ないと言う配慮を忘れないようにすることが大切です。
本当にどうしても休まなければならないか再考し、理由をきちんと伝える
体調が悪く仕事を休まなければならない状態だとしても、休みの連絡の前にまずはもう一度どうしても休まなければならない状態なのかどうかを立ち止まって考えてみるようにしましょう。自分が休むことで迷惑をかけるからと重症の風邪などを押して出勤すれば、人手が足りなくなる心配は回避されるとしても、結果的にウィルスをまき散らしてしまう可能性もあります。
休むことできちんと医療機関を受診し体調が回復してから仕事に戻るのは基本ですが、連絡をする前に、本当に休むことが最善の方法なのかどうかを自分に問いただしてみましょう。また、万一どうしても嘘で休む必要がある場合には休まざるを得ない理由を明確にすることが必要です。その上で、自分の言葉で当日欠勤する理由をきちんと伝える事が大切です。
連絡はあくまでも休むことに対する伺いを立てるスタンスで
自分の体調以外にも、緊急の用事の為にどうしても当日欠勤になってしまうケースは誰にでもあります。でも、どんなに緊急の用事であったとしても、当然の権利と言う感覚で連絡をすれば相手には確実にその態度が伝わってしまいます。
いくら休暇は認められた権利だとしても、当日欠勤によって迷惑をかけることになることは確かなので、連絡をする際には「申し訳ありませんが、休ませていただけますでしょうか?」と言う風に相手に伺いを立てる形で連絡することが大切です。例えば身内の突然の不幸などの際にも、もちろん上司は休みを認めないと言う事はないとしても、「休みます」ではなくあくまでも休みの伺いを立てると言うスタンスで連絡をするようにしましょう。
欠勤の連絡は必ず直属の上司に直接伝える
シフトに穴をあける事になり、同僚にも迷惑をかけることになるのは十分わかっていても、どうしてもその日に休まなければならない事情があるときには、休むことを連絡するのは必ず直属の上司に直接することが大切です。忙しくて時間が無かったり、ちょっと気が引ける思いから話しやすい同僚などに当日欠勤の連絡をして伝えてもらおうとするのは、上司に対してあまりにも失礼なことになります。
代わりに上司に当日欠勤を伝えねばならない同僚にも負担をかけることになるので、上司が出勤した頃合を見計らって必ず直接当日欠勤させてほしい旨を伝えるようにすることが、その後の仕事での関係を壊さずに済む唯一の方法だと言えます。当日欠勤の連絡をするのは社会人として当たり前のことですが、連絡するにあたってこれらのことに配慮するのは必ず守りたいマナーです。