高齢化社会に医療職と共に需要が高まる、介護の専門家「介護福祉士」は国家試験が必要

以前より、高齢社会の急速化とともに老人介護の問題などが深刻化してきています。そのなかで医療職とともに需要が高まっているのが、介護の専門家である「介護福祉士」の存在です。

介護福祉士の資格をとるには、国家試験を受ける必要があり、この受験資格として「３年以上の実務経験」、もしくは「福祉系高等学校の卒業」のいずれかを満たしている必要があります。

大手の通信講座などでも受験対策を行っているところがありますね。その合格率は昨年度で約65％となっています。経験があっても、それなりの受験対策が必要なようです。勤務先としては、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、デイケアセンター、グループホームなどが挙げられ、主に高齢者や障害を持つ方で日常生活の自立に支障をきたした方の介護を行います。

需要が絶えず安定した職業とはいえ、体力や気持ちがないと続けるのは大変な仕事です。心ある方が働きやすい環境を作っていくことも、これから求められていくと思います。