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介護資格

2016年04月17日

ヘルパーの正式名称って?ホームヘルパーができるのはこの資格です

ヘルパーの正式名称って?ホームヘルパーができるのはこの資格です

高齢化社会に欠かせない介護の仕事の中でも、ホームヘルパーはとても重要な役割を担っています。介護が必要であるにもかかわらず、介護施設に入ることができなかった高齢者を支えることができるホームヘルパーは、介護の世界にはなくてはならないサービスのひとつです。よく耳にするヘルパーですが、実際にヘルパーになるために何をしなければならないのか、どのような仕事をしているのかなどを知っている人は少ないのではないでしょうか?そこで、ホームヘルパーとはどのようなものなのか、ご紹介します。

ヘルパーの正式名称は?

一般的に、介護職をする人のことを「ヘルパー」と呼びます。しかし、このヘルパーという名前は、通称であり、正式な名称ではありません。介護職に携わるヘルパーやホームヘルパーは、正式には「訪問介護員」といいます。訪問介護員は、介護保険制度に基づいた介助しかできない決まりになっています。訪問介護員は、介護を受ける人が自分でできないことを代わりにしたり、手伝ったりします。

ただし、介護を受ける人に健康な家族がいないことが条件となります。よく、通常の家政婦さんの業務と混同してしまう人がいますが、訪問介護員と家政婦のおおきな違いはこの点にあります。

  • ひとりで入浴できない利用者の入浴介助
  • 家事ができない利用者の食事の準備
  • 自由に動くことができない利用者のために買出しをする

このように、家政婦さんのように、雇った家庭の家事代行をするのではなく、訪問介護員の業務はあくまで自力で生活を送れない人の介助のみとなっています。

ヘルパーになりたい!必要な資格は?

困っている人の手助けをしたい。高齢者の力になりたい。このように思って、ヘルパーの道を目指す人は多いのではないでしょうか?ヘルパーは、介護施設のように設備の整った場所で複数のスタッフと共に介護をするのではなく、利用者の自宅で単身で介護をすることになるため、より知識や技術が必要になってきます。そのため、ヘルパーになりたいときには、特定の資格を取得しなければなりません。

介護福祉士

介護福祉士は、高齢者や体が不自由な人を介助する専門職です。国家資格であり、介護職の中ではもっとも専門的な資格となっています。

ヘルパー1級

ヘルパー1級は、以前まであった2級と比べて取得する際に時間も費用も多く必要です。しかし、1級の方ができる介護の種類が豊富になってきます。ヘルパー1級を取得すると、訪問介護の計画を立てたり、ヘルパーのマネジメントをしたりと、サービス提供責任者として働くことができます。より責任感を持って介護職に携わりたい人は、ヘルパー1級を目指して取得すると良いでしょう。

介護職員初任者研修者

これは、2013年までのヘルパー2級と同じものをさします。介護職員初任者研修者を修了することで、訪問介護員として働くことができます。ヘルパー2級をすでに取得している人は、この介護職員初任者研修者を受講する必要はありません。

これら以外にも、社会福祉士や看護師・准看護師などの資格を有している人もヘルパーとして働くことができます。ヘルパーとして活躍したいときには、これらの資格の取得を目指しましょう。

まとめ

ホームヘルパーは、利用者と1対1での介護になるので、より責任を背負った介護になるといえます。しかし、ひとりで高齢者を介護することで、その高齢者との絆や信頼関係ができるなど、やりがいも増えます。また、介護福祉士や介護職員初任者研修者などの資格を取得すると、ホームヘルパーとして働くことができるだけでなく、将来自分の家族を介護するための知識や技術を身につけることができるので、安心して家族の老後を支えることができる点も魅力です。

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