老人ホーム・介護施設
2015年07月07日
有料老人ホームと特養老人ホームの比較検討と地域包括センターでの相談内容
83歳になった母がいよいよ衰えて、歩行も困難となり、認知症も疑われて介護の必要性を切々と思うようになりました。母の性格からして、老人ホームへの入居は嫌と言うと思っていたので、老人ホームはこれまであまり考えていなかったのですが、身の回りのことも覚束なくなり、このまま家族だけでは手におえないと老人ホームの検討を始めました。
民間の施設は大手のところだと月に30万円ほど、一段安いところで20万円前後と言うところでしょうか?諸経費なども嵩むと実際相当な家計の負担になると思われました。公的機関の特養老人ホームも調べてみました。見学にも行きました。料金は流石に20万円以下で行けそうなのですが、待機者が少ないところで300人、多いところでは800人もいてびっくりしました。明日にでも何とかして欲しいのでとても何百人も順番を待つわけに参りません。
そのうちに、布団に寝るとトイレに立ちあがるのも大変だからと、ソファに寝起きするようになってしまいました。居間に毛布や布団を持ち込んで寝るのです。その光景を見て、これからどうなるのかと思うとぞっとしました。
地域包括センターと言うところで相談に乗ってくれるというので、訪ねてみました。ケアマネージャーを紹介して貰って、要介護の認定を取りながら、車いすや、介護用のベットをレンタルして、ヘルパーさんに日に二度来てもらって在宅介護が始まりました。
母は今奥の座敷に引っ込んで、基本寝たきりですが安定した状況で在宅介護を受けています。週に二度デイサービスにも行っています。何とか清潔な形で介護の体制になって落ち着きました。一番近い特養老人ホームに申し込んで長い順番を待っています。