自己PRが苦手な介護士注目！働き方で転職先の介護施設を選ぶときの自己PR例文集

就職活動において自己PRと言うのは採用者がその人がどんな人でどんな働き方を望んでいるかなどを判断するうえで大切な情報を得られる部分です。自分を採用することでどんなメリットがあるかと言う事をPRするのが基本で、採用担当者がより具体的にイメージしやすい表現にすることが求められます。

介護の仕事にも日勤や夜勤、土日だけの勤務、平日だけの勤務、残業のない職場など、その種類によってさまざまな働き方をすることができます。自分の希望に沿った職場に自分を採用してもらうためには、自分自身の状況を漠然とではなくより具体的に、そして自分の強みとしてPRすることが大切です。
　

日勤の介護職を希望する場合

家族や自分自身の都合によって日勤を希望する場合は、「日勤しかできない」ではなく、「日勤ならば貢献できる」などと前向きな表現にすることが大切です。

◇これまでの職歴の中で認知症の患者とのかかわりを持った経験があり、加えて家族の介護も経験したことがあります。そのため高齢者とのコミュニケーションをとることが得意なので、子育てと両立できる日勤ならば仕事に貢献できると考えます。

◇現在までの介護職の経験から介護スキルに関しては自信がありますが、年齢的に夜勤が厳しくなっており、日勤の仕事だけでも長く介護職に携わっていきたいと考えます。

夜勤を専門とする勤務を希望する場合

夜勤を専門にした職員への転職を希望する場合、夜間勤務に向いている理由や自分の強みなどを書くことが大切です。

◇前職で夜間の時間帯に働く生活のリズムにも慣れていることから、介護職は未経験ですが夜勤専従の職員として働くことに向いており、さらに前職が接客業でしたので、どんな年代の人とも打ち解けられるのは自分の強みだと考えております。介護職は人の命を預かる責任の求められる大切な仕事なので、貴社では未経験者にも手厚いフォローを受けられると聞き是非介護分野にも挑戦させていただきたいと考えて志望しました。

平日のみ勤務したい場合

子育て中などの理由から土日休みの勤務を希望する場合、平日のみの勤務でどのように自分のスキルを活かせるかと言う表現にするようにします。

◇前職が接客業でしたので利用者の方のニーズを的確にとらえるのが得意です。家族との時間を確保するためにも土日休みの職場を希望しておりましたが、平日勤務のみで活躍できるデイサービスへ転職することにより、自分の強みをしっかりと活かせ、仕事に貢献できると考えております。

土日のみ勤務したい場合

Wワークなどで週末だけ介護施設などで仕事をしたいときには、まずは土日のみの勤務を希望するけれど、将来的には介護の仕事に専念したいといった表現だと好感を持たれやすいと言えます。

◇介護の仕事を希望し、資格の取得も済んでいますが、これまでなかなか介護の仕事への転職がかなわずに現在に至っております。貴社の施設ならば、まずは土日だけなら現在の仕事とのWワークが可能ではないかと思い、応募させていただきました。将来的には現在の平日勤務の仕事を退職し、介護の仕事に専念できるようになることを希望しております。

残業のない職場を希望しているという場合

違法な残業を強いられる過重労働が社会問題化しています。しかし、残業がない職場を希望する場合、ただ単に残業がないことを希望するだけでなく、就業後の時間を有効に使いたいなど、前向きな理由にすることが必要です。

◇介護の仕事を続ける中でより幅広い知識を身に着ける事の必要性を実感するようになりました。介護に関する各種セミナーへの参加なども希望しており、より幅広い知識を持つ介護職をめざすための勉強の時間を確保するためにも、残業のない働き方を希望しております。