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介護の転職

2016年08月19日

「看護小規模多機能型居宅介護」の特徴や働くメリット!介護の新しい職場

看護のイメージ

高齢者が増え、介護サービスの種類も多様化してきています。そのおかげで、高齢者の状況や、ニーズに合わせてサービスを利用できるようになりました。今回は、そんな介護サービスのひとつである看護小規模多機能型居宅介護について、ご紹介します。

看護小規模多機能型居住介護って?

看護小規模多機能居住介護とは、小規模多機能型居住介護と訪問看護を組み合わせた、複合型サービスです。当初は複合型サービスという名称でしたが、内容がわかりにくいということで、2015年度よりより具体的な名称として「看護小規模多機能型居住介護」とされました。

看護小規模多機能型居住介護は、退院したばかりの高齢者が自宅での生活にスムーズに以降できるようにすることや、末期がんなどを患っている高齢者の看取り期、病状が不安定な時期でも自宅で生活できるようにすることや、そのような高齢者を看病している家族に対する相談対応やレスパレイトケアなどをすることによって負担を軽減することを目的としています。

通常の介護だけでなく、看護の面のサービスも必要としている高齢者に対して、状況に応じてサービスを組み合わせていくことで、住み慣れた場所での生活を支援することができるのが、この看護小規模多機能型居住介護なのです。介護士は、主治医と密接に連携していくことで、利用者のニーズを24時間365日満たしていけるように努めます。

看護小規模多機能型居住介護のここがすごい!

看護職員が常駐している

看護小規模多機能型居住介護は、法的に看護職員を配置しているため、緊急時の対応も安心です。介護士だけでは対応しきれないようなトラブルにも、看護職員がいる看護小規模多機能型居住介護であれば、しっかりと対応ができます。

訪問看護サービスも受けられる

看護小規模多機能型居住介護では、訪問看護サービスを受けることができます。これは、小規模多機能との大きな違いのひとつでもあります。訪問看護サービスのおかげで、病状ガ進むなどして医療や看護が必要になってしまっても、自宅でこれまでどおりの生活を続けることも可能になります。
できるだけ自宅で生活をしたいという利用者の気持ちに応えることができるのです。

介護と看護の連携

介護と看護が連携して在宅介護を支えていく看護小規模多機能型居宅介護は、その連携の力が、強いことも魅力です。強い連携力によって、専門的な立場同士でそれぞれの強みを発揮しながら、足りない部分をお互いに補い合っていくことができるため、継続的に支援をすることが可能になっています。

看護小規模多機能型居宅介護で働くメリットは?

介護度が高い人への対応を学ぶことができる

看護小規模多機能型居宅介護を利用する人は、医療や看護への依存度が高い方が多いため、その分介護度も高くなります。これによって提供するサービスも多くなり、介護技術や対応について学ぶ機会も多くなり、スキルアップや理念を深めることができます。

看護の知識や連携を学ぶことができる

医療や看護への依存度の高い利用者が多いため、当然介護だけでなく、看護や医療と触れ合う機会も多くなります。看護を取り入れた介護についてのあり方や、介護と医療の連携について、現場で学ぶことができるのは、この看護小規模多機能型居宅介護の大きなメリットといえるのではないでしょうか?

地域包括ケアについて学ぶことができる

国が打ち出している地域包括ケアを提供するために、看護小規模多機能型居宅介護はなくてはならないものといえます。高齢者が増え、今後は医療や看護を必要とする高齢者もますます増えることになります。そんな中で、看護小規模多機能型居宅介護は中心的な存在になっていくことでしょう。看護小規模多機能型居宅介護に携わることで、医療と介護・地域が連携していく様を現場で実感することができます。

まとめ

高齢化が進むこれからの社会で、今後ますます注目されるであろう看護小規模多機能型居宅介護。高齢者が安心できる生活を手に入れるためには、医療・介護・地域が連携し、より良い環境やサービスを提供する必要があります。看護小規模多機能型居宅介護は、それを実現することができるサービスといえます。

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