介護の転職
2016年07月12日
介護士の転職で円満退職するための準備!今の施設から転職したい!
一般の企業や職場であっても、介護職であってもよりよい環境を目指して「転職」をされる方は大勢います。ですが、「辞めたい」と思ってもすぐに辞めてしまうわけにもいきませんし、実際にきちんとした段階をへると退職まで数ヶ月かかることもあります。円満かつ円滑に退職の手続きをするためにはどういった準備をするのがいいのでしょうか。
目次
転職先を考えておく
現在の職場に不満があって「すぐにでも辞めたい」という思いがあっても、次の仕事先が決まっていなければ生活基盤が揺らいでしまいます。今の職場を退職後スムーズに次の仕事に進めるように、転職先を決めておくようにしましょう。転職には2~3ヶ月ほどかかることをがありますので、辞めたいと思ったらすぐに転職先探しに動き出すのがポイントです。
退職までの段取りを把握しておく
介護職に関しては、割と頻繁に人員の入れ代わりがあるため、「すぐに辞められる」という印象を持っている方もいるかもしれません。ですが、やはり気持ちよく辞めるためにはきちんとした手順をふまえるのが礼儀です。事前にどのような手順を踏むべきかを知っておきましょう。
辞める意思が揺らぐことはないか?
職場の方に退職を伝えた際に、引き止められる場合もあるでしょう。そのような場合にも心が揺らぐことなく退職する気持ちがあるかどうかを自分で確かめておきましょう。
直属の上司に退職を申し出る
職場を辞める意思が固まったら、直属のリーダーや上司にあたる人に退職の意思を伝えます。いきなり施設長などに伝えると、「どうして私に相談がないの?」ともめることにもなりかねません。多少面倒に感じても直属の上司にまず退職の意思を伝えるようにしましょう。
施設庁に退職を申し出る
直属の上司に退職を申し出たら、施設長にも退職を申し出ます。職場によっては退職願・退職届を出す手続きが必要なことがありますので、確認をしておきましょう。
仕事の引継ぎを行う
仕事の引継ぎには約1ヶ月は必要と考えておきましょう。自分が担当していた業務について、退職後もスムーズに業務が進められるように引継ぎをしておきます。退職後にも職場に迷惑をかけないための心遣いです。
退職後の生活費を計算しておく
転職活動や退職の手続きの進み具合によっては、「無職」となる期間が出てくることもあります。その間の生活費がきちんとまかなっていけるのかどうかをしっかりと計算しておきましょう。生活に必要なお金がなければ退職は難しいですし、転職活動にも焦りが出てしまいます。退職から転職まではなるべく短期間で済むのがベストですが、万が一無職の期間ができても生活できるように、準備をしておきましょう。
ボーナスがもらえるかどうかの確認をしておく
ボーナスがもらえるかどうかは退職後の生活にも関わってくる重要事項です。施設によっては「ボーナス支給日の○日前に在籍していること」などという規定がありますから、確認をしておくようにしましょう。ボーナスの支給に明確な規定がない場合は、ボーナスが支給された後で退職することをオススメします。
お世話になった方への挨拶を忘れずに
退職の日が決まったら、他の方々の勤務状況を見ながらお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えておくようにしましょう。いくら嫌な職場であっても、いろいろな経験をさせてくれたことに違いはありません。その経験を糧に次のステップへと進んでいくわけですから、挨拶をしておくようにします。無理に全員に挨拶をする必要はありませんので、できる範囲で構いません。そして、最終出勤日には分けることができる菓子折りを持参するようにしましょう。
スムーズに気持ちよく転職をするためには、前の職場を円満に退職することも大切になります。準備をしっかりと整えて、気持ちよく次のステージへと進んでいきましょう。