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介護のハウツー

2016年11月07日

ケアマネージャーの多職種連携のコツ!医療職やリハビリ職と良い関係を築こう

ケアマネージャー

介護保険制度が構築されていらい、介護職が活躍する範囲は徐々に広がりを見せ、施設中心だった介護の現場が、現在は施設から在宅へと徐々に広がってきています。

介護職には施設での利用者のケアだけでなく、在宅でのケアを行う機会も増えてきていることから介護職だけでなく、保険や医療、リハビリなどの福祉の専門家と連携してケアを提供することがさらに求められるようになっています。

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介護業務の流れの変化

本格的な高齢化の波はどんどん押し寄せ、施設で高齢者をケアするというやり方から社会全体が在宅ケアや地域でのケアへとニーズが変化しています。そのため介護職の業務範囲は以前よりも拡大し、それと同時に医師や保健師、看護師、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして社会福祉士や医療ソーシャルワーカーなどの様々な職種と連携してケアを進めてゆくことが求められるようになっています。

実際に利用者の介護支援に際して保険や医療、福祉などそれぞれが自分の専門分野以外の関係者と協働する場面も増えているので、それぞれの立場を理解して調整していかないと利用者のケアそのものがスムーズに回ってゆかなくなってしまうことも考えられます。

利用者のケアに当たる介護職と他職種との連携の重要性

一人一人が自分だけが頑張ることで進んでゆくものではなく、自分が出来ないことは出来る専門家に依頼して介護職としての仕事を行うことで、介護職だけで進めるよりも本当に利用者のニーズにあったケアが出来るようになり、利用者にとっても満足度の高いケアを受けられれば双方にとってこれほど理想的なことはありません。

介護職が一人で抱えるよりも負担を分散する事にも繋がり、チームとしてより専門性の高いケアを取り入れることが出来るようになります。とはいえ、医療従事者と介護職では利用者に対する対応に温度差を感じることもあります。

それぞれの立場から見た専門性を単独で実施しようとすれば時に意見が対立してしまうことももちろんありえます。だからこそ専門知識も考え方も違う他業種との連携をきちんと取らないと、利用者に対するケアが本当に必要なものからかけ離れてしまう可能性もあります。

介護現場で多職種連携することの最も重要なポイントはそれぞれの職が相手の立場に立って専門的な情報を共有することです。介護職から見た必要な情報と医療職から見た必要な情報、それぞれの求める専門外の情報を提供しあえることが多職種連携をする事の最大のメリットです。

介護業務での多種連携をスムーズに行うためのポイント

ケアマネージャーは様々な職との間で調整役をする事が求められます。でも、各職種の専門家もケアマネージャーもそれぞれ人間同士なのですから、時には性格的に合わないと感じることもあることでしょう。

職種を超えて連携するというのは口で言うのは簡単でも、いざ実行しようとすれば簡単なことではないし、さまざまなことが障害になることとも考えられます。まずは基本的なことですが忙しい時間をやりくりして話し合いの機会を持つことが大切です。

職種が異なれば日程調整も楽ではないケースが少なくありませんが、それぞれの立場に配慮して、一方的に日程を組んでしまうことのないように、それぞれの予定を十分に考慮して日程を決めるようにします。

忙しいスケジュールをやりくりしてせっかく集まる機会を設けるのであれば、短時間でも中身の濃い話し合いに出来るよう事前に情報収集しておくことも欠かせません。

利用者にとって一番求められるケアを提供するために他職種とコミュニケーションをとりやすくすることは、よいケアプランを作るために何よりも大切な情報収集の手助けに繋がります。

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