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介護のハウツー

2016年08月17日

利用者の爪切りを介護士がしてもいいの?爪の切り方の手順や注意点

爪切り

被介護者の身の回りを整えることも、介護士のお仕事のひとつ。そのお仕事の中に、爪切りもあります。爪切りを行う際の進め方や注意事項とは、どのようなものなのでしょうか?

爪切りが必要な理由は?

手は、生きるための活動のありとあらゆる部分で使う部分です。そのため、爪の先までキレイにしておくことがとても大切です。爪が伸びていると、菌が繁殖しやすかったり、爪で引っかくことでケガをしてしまったりと、危険なことがたくさんあります。足の爪についても、長い状態だと歩きにくくなったり、ケガの原因になったりするため、整えておく必要があります。被介護者が健康に安全に過ごすためにも、爪切りはとても大切なのです。

爪切りのステップ

準備するもの

爪きりをする際に準備するものとして、ひとつめは爪切りです。高齢者の爪は、固く変形している場合や、もろくなってしまっていることがあるので、通常の爪切りよりもはさみの形をしたものや、ニッパーのような形のものがおすすめです。爪切りにカバーがついていると、爪と皮膚の間が見えづらくケガの原因にもなるため、カバーを外して使いましょう。

次に、爪やすりです。爪切りで切ったつめを滑らかにすることで、引っかき傷を作りにくくなります。また、爪を切りやすくするために爪を柔らかくするのに便利な蒸しタオルや、切ったり削ったりした爪のカスを受けるための新聞紙なども用意しておくと良いでしょう。

爪切りの手順

(1)爪切りをする際には、まずは被介護者にそれを伝えておきます。何も声掛けをせず突然始めると、何をされるかわからず不安になってしまう人もいるので、必ず声を掛けて心の準備をしてもらいましょう。
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(2)蒸しタオルで爪を柔らかくします。爪を柔らかくすることで爪が切りやすくなり、スムーズに安全に爪切りをすることができます。
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(3)利き手以外の手で被介護者の爪と皮膚の境目を広げるように押し下げながら切っていきます。急いで一気に切るのではなく、皮膚を巻き込んでいないかを確認しながら、少しずつ切っていきましょう。
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(4)爪やすりで爪を滑らかに整えます。削りすぎると痛みが出てしまうため、整える程度にしておきましょう。
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(5)蒸しタオルで手をふき取って、爪の状態を確認します。爪が引っかかりやすいときには、爪やすりで再度整えます。

爪切りをする際のポイント

爪切りは刃物を使用するため、慎重に行う必要があります。また、被介護者の状態によっては、爪切り自体を医療行為とみなす場合があるため、自己判断で爪切りを行わないことも大切です。被介護者から爪切りをしてほしいという依頼があった場合でも、自己判断はせずに許可を得てから行うようにしましょう。

人の爪を切るのは、自分の爪を切るのとは感覚が違うため、うまく切ることができないこともあります。肉を挟んでしまっていないか、深爪になりすぎていないかなどを、少しずつ確認しながら進めるようにしましょう。

被介護者が水虫などの皮膚炎を患っている場合には、爪切りの際にビニール手袋などを使って感染予防しましょう。爪に異常があるときには、爪切りを行わず、医師の診察をうける必要があります。爪切りの途中で出血してしまったときには、爪切りは中止しましょう。

まとめ

被介護者が気持ちよく生活するためにも、爪切りは欠かせない介護のひとつです。清潔な爪であれば、病気やケガの心配も少なくなり、リハビリなど体を動かすこともしやすくなります。また、爪切りをしている時間は、被介護者と触れ合うことができるため、交流の良い機会にもなります。

何気ない会話をしながら、被介護者との信頼関係を作っていくこともできるかもしれません。爪切りを行うときには、安全に注意しながら、被介護者とのふれあいを楽しみながら行いましょう。

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