保育士の資格・通信講座

保育園や認定こども園など「保育」に関わる仕事の基本資格

保育士資格のメリット

保育士の仕事は、「保育」に関わるプロフェッショナルの資格であり、学習する内容も子育ての基本や、子どもの日常ケア、病気、ケガの基礎知識、年代ごとの子どもの心理面、発達面での特徴など、広く「子育て」に関する知識を勉強します。 このことで、自分自身の育児にも良い学びになる面もあります。国家資格で、一度取得すれば更新は必要ありません。保育所のほか、児童館や、学童クラブ、院内保育所、ベビーシッターなど、資格によって活躍できる場所が広いのも特徴です。

共働き家庭が一般的になり、０歳児保育も珍しくなくなってきている現代、出産を経て職場復帰する人のためには、託児先である保育園の存在が不可欠で、とくに都市部では人材不足が深刻です。そういう意味で、時代にマッチした仕事であり、今後もしばらくは「売り手市場」の求人が続くと考えられています。 保育士の仕事そのものが、子育てを応援するものであることもあって、保育士として働く上では、生涯を通じて続けられるメリットがあります。保育園をはじめとする保育士資格で就労できる職場は、保育士自身の子育て環境にも有利なところが多いのも、ライフステージ全体で考えると非常に大きなメリットです。

保育士資格を取るには

保育士資格を取るには、

①厚生労働大臣指定の保育士養成学校その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業する。
②保育士試験に合格する。

の2つのコースがあります。

①は短大や専門学校などの指定学科を修了するほか、資格スクールで実技まで履修することのできるところなども利用できます。

②の保育士試験の合格、は、筆記試験と実技試験の両方に合格しなければなりません。筆記試験は、独学で少しずつ取っていっても、通信教育でもOKです。実技試験は、楽器と歌があるので、ピアノかギターが弾けること、歌はごく基本的な歌唱指導ができる程度の、声楽の基礎を学ぶ必要があります。 課題曲はスウタジオジブリのアニメ曲や、童謡がほとんどで極端に難しいことはありません。

保育士の試験は平成3年以前生まれの人であれば、実務経験を積んで受験することもできます。受験資格が条件によって違います。詳細は、「一般財団法人　全国保育士養成協議会」のホームページでチェックすることもできます。