チャイルドカウンセラーの資格・通信講座
チャイルドカウンセラーは児童心理のスペシャリスト
チャイルドカウンセラーとは、一般財団法人日本能力推進協会(JADP)が認定している、民間資格です。児童心理についての専門的な知識とカウンセリング技術を習得した「児童心理のスペシャリスト」として、福祉、医療、教育の現場での活躍が期待できます。 子どもの心の発達や成長には、大人とは違った事情や特徴があります。特に、インターネット環境の急激な発展や世界経済の激動に伴う、社会状況の激しい変化、核家族化による家族の在り方も変わってきている現代、親子関係や家族関係に深刻な問題が起こると、なかなか回復できないケースが少なくありません。チャイルドカウンセラーは、こうした家庭や子どもの心の健康、情緒の安定について、カウンセリングを中心とした心理的な手法で手助けすることで、子どもの健康で幸せな生活を支援します。
チャイルドカウンセラー資格のメリット
チャイルドカウンセラーは、子どもの心の健康全般に広く関わる仕事です。 ・福祉分野における発達障害児の早期発見や療育支援 ・児童虐待、家族関係調整のための相談サポート ・教育分野の行き渋り、不登校の予防や支援に関わるスクールカウンセラーとしての職務 ・医療分野の小児精神科での子どもの子心の健康に関するカウンセリング ・子どもの心の健康に関するボランティア活動 などの分野での活躍が期待されています。この他、大人の発達障害に関する認定ジョブコーチや、企業の産業カウンセラーとしての勤務が可能なケースもあるようです。 単体の資格としても、非常にメリットが大きいものですが、教職員や福祉、医療、保健、保育の資格と組み合わせると、更にメリットが大きくなります。 職場としては、公立・私立の小、中、高等学校でのスクールカウンセラー業務の他、小児精神科、児童福祉施設での勤務、子育て支援団体における相談支援員としての仕事などがあります。
チャイルドカウンセラーの資格を取るには
チャイルドカウンセラーは、資格スクールで受講するほか通信教育での資格取得が可能です。通信教育は日本能力開発推進協会(JADP)が認定する講座が多数解説されており、全4回の課題提出と、臨床心理士等からのメールやFAによる指導に受講終了後に認定試験の受験資格が得られます。通信教育による学習期間は大よそ4か月程度です。 受験はホームページからの申し込みで自宅で可能です。検定費用が別途6000円程度かかります。正答率70%程度で合格となります。 試験時は、テキストを参考に回答することもできますが、講座によってテキストの編成は少しずつ違います。試験問題にしても、テキストからそのまま抜粋される訳ではなく、内容をしっかり取得できているかどうかがチェックされます。カウンセリングの基礎や、留意点、などポイントとなる内容をしっかり押さえておくことが重要です。そのためには、日々、少しずつ課題をこなしていくことで、確実な実力が身に着きます。
チャイルドカウンセラー 資格取得者の声
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