ベビーシッターの資格・通信講座
頼れる「赤ちゃん・子どものお世話スペシャリスト」ベビーシッター
ベビーシッターは0歳から12歳までの乳幼児や児童を、保護者に代わって世話をする仕事のことです。赤ちゃんやお子さんのお世話をママと後退して行うスペシャリストと言ってもよいでしょう。
「ベビー」という名前から乳幼児を専門に預かったりする仕事と思われているイメージが強いようです。実際のベビーシッターの仕事は、もうすこし範囲が広く、1歳未満の赤ちゃんのお世話に始まって、幼児期の子どもから小学校卒業くらいまでの子どもさんを、安全と健康に配慮しながら指定された場所で、所定の時間お世話をしながら見守るのもベビーシッターさんの仕事になります。
小学生以上のお子さんになると、「シッターさんは勉強は教えてくれないの?」という質問も出てくるようです。ベビーシッターの主な業務は「見守り」なので、学習指導は一般的業務内容には含まれていません。学習指導を行うのがメインの場合は、家庭教師ということになるようです。しかし、各シッターさんの力量に応じて、簡単な宿題のお手伝い的な指導を行うケースは見られます。基本は、「保護者に代わって、安全に注意しながら見守ること」が中心的な業務になります。
ベビーシッター資格のメリット
ベビーシッターは公的な資格を必要としません。例えば育児経験のあるママさんであれば、それだけでも赤ちゃんや子どもに慣れている、ということは言えると思います。しかし、この「資格制度が無いこと」が、保育に欠ける母子家庭のお母さんたちが働くときに、「本当に任せても大丈夫な人なのか?」信頼できるベビーシッターであるかどうかの判断を難しくしているという困った現実もあるのです。
実際、無資格どころか子守経験もない人物が、乳幼児を個人間で有料で預かって悲惨な事件が起きたこともあります。乳幼児の一時預かり事業や、認定こども園などがあっても、まだまだママたちの「ちょっと預かってほしい時」は、十分満たされていないのです。
そんな中、「ベビーシッターの資格を持っていること」は、信頼の証にもなるメリットがあります。資格を持っていることによって、一定レベルの知識や技術の証明になり、預ける方も安心して利用できるようになります。
ベビーシッターの資格を取るには
2016年現在、ベビーシッターに関する国家資格などの公的な資格制度は設立されていません。その代りに複数の民間団体が認定資格制度を設立していて、資格スクールや通信教育などでベビーシッターの技術を身に着けることができるようになっています。
認定資格には、「筆記試験だけで取れるもの」「実務経験を必要とするもの」の2種類があります。筆記試験だけで取得できるものは短期間で取得できて費用も安い代わりに、学習内容も浅く、子育て経験のない人には分かりづらい面も多いようです。
反対に、実務経験や実地の内容を含むものは、費用が高くなり資格スクールへの通学も必要になる代わりに、講習内容は充実しており、しっかりとした実力を身に着けることができます。講座を選ぶ時は自分の育児経験、実務経験を前提にして、実力に合ったものを選ぶのもポイントになります。
代表的なベビーシッターの認定資格としては、
- 認定ベビーシッター(公益社団法人全国保育サービス協会)
- ベビーシッター資格(日本能力開発推進協会)
- ベビーシッター技能認定(一般財団法人日本医療教育財団)
などがあります。試験費用6000~12000円だけで取れる資格もあれば、80000円くらいの受講料を必要とするものもあります。それでも、保育士などと比べると資格取得までに必要な期間や費用が少なくて済むので、「保育士までは敷居が高いけど、子供に関わる信頼性の高い資格が欲しい」と思っている人には有効度の高い資格と言えるでしょう。
また、実務経験を利用して保育士資格を取りたい人には、就職に多少有利になるメリットがあります。
ベビーシッター 資格取得者の声
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