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介護の転職

2017年04月03日

転職したいけど人手不足で辞められない?介護士におすすめな退職理由と転職方法

悩む女性

介護士の人手不足はどこの施設でもよく言われることで、介護業界全体が慢性的に人手不足に陥っているのが現状です。人手不足になると一人あたりにかかる負担が重くのしかかるようになり、さらなる退職者を生むと言う負の連鎖が起こりやすくなります。今のままでは体を壊すかもしれないなど、様々な思いで退職したいと思っていても、人手不足の現状を目にするとなかなか退職を言い出せないと言う人は少なくないのですが、本当にやめる決心がついているなら、きちんと計画を立て適切な退職理由で納得してもらうことが必要です。

辞めたいと言う意思ははっきりと伝えるのがコツ

人手が足りなくて長時間勤務が当たり前になっていたり、休暇も取れないことが慢性化しているなど、介護現場が抱える問題はどこでも深刻です。それでも、現在の職場を辞めて転職したいと考えているなら、まずははっきりと辞めたい意志を上司に伝える事が大切です。

現場が大変なことはわかっているだけになかなか言い出しにくいと言う事はあっても、「辞めたい」ではなく「辞める」とはっきりと伝える事で、上司もそのための対策に本気で取り組む決心がつきます。引き留められたからとずるずると仕事をつづけ、結果的に限界を感じて突然辞めてしまう方が、職場にとってははるかに痛手になるものです。

今の職場に不満があったとしても、あからさまにその理由を告げるのはNG

辞めたいと思うからには現在の職場に対して何らかの不満を抱えているものです。職場の人間関係が苦痛だったり、自分の都合をまったく考慮されないシフトが組まれることだったり、給料が安くて生活が苦しいと言ったように、様々ないわば不満を持っている場合であっても、辞める理由として上司に告げる時には間違ってもこうしたあからさまな理由をそのまま告げるのは避けるべきです。

まして、同じ介護業界に転職することを検討しているのであれば、転職先の職場とどこかでつながっていることも十分に考えられます。そんな時に自分自身が不利になってしまわないように、相手をきちんと納得させるに足りる退職理由を揃え、きちんと規則に沿った辞め方をすることが大切です。

辞めたい理由は相手が納得するものを

仕事を退職する旨を報告したら当然のことながら相手からは理由を尋ねられます。いくら不満をそのまま述べるのはよくないとはいえ、理由は言えません…と言うわけにもいきません。そんな時には相手が納得せざるを得ないような説得力のある理由を述べる必要があります。

たとえば結婚して家庭に入ることになった、子供を預かってくれるところがないので育児に専念したいと言った家族の都合や、自分自身の親の介護をしなければならなくなった、夫の転勤で仕事を続けられなくなったと言った理由も避けられるものではないので相手を納得させやすいものだと言えます。ポイントとしてはあくまでも職場に対する不満ではなく、自分が辞める以外に対応ができないことを理由にすることが大切です。

少なくても退職の1か月前にはきちんと意思表示する

忙しい職場で退職を切り出すことは同僚に対しても申し訳ない気持ちがあったりしてちょっと躊躇してしまいがちになります。でも、辞めると決心したならいくら引き止められようが必ず退職したいと言う意思を伝えなければ、自分も周りもさらに辛い状況になってしまいかねません。

自分が辞める事でたしかに残った人に負担がかかる事が考えられるとしても、規定通りに例えば1か月前に退職の意思をはっきりと伝えれば、自分が退職するまでに何かしらの対策をとるのは会社の役目です。退職する側は辞める意思を固めたならきちんと規則にのっとり、自分が抜けた後の対策を考える時間的なゆとりを持っての退職ならば、何ら後ろめたさを感じる必要はありません。

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