介護の転職
2017年02月07日
管理職やケアマネなどのケース別!転職でキャリアアップしたい介護士の志望動機の例文集
介護職として転職をしようとする時、転職先に提出する履歴書などに記載する項目の1つに志望動機があります。介護職に限らずどんな会社でもそうですが、人事担当者は本人との面接の前に履歴書に目を通したときに、まず気になるのはやはりどんな志望動機で転職を希望しているのかと言う点です。
介護職は離職率の高さがとかく注目されることが多く、他施設などへの転職の機会も他の業種よりも多い傾向にあり、さらに慢性的に人手不足が心配される業種ですが、採用する側にとってはより有能で戦力として期待できる人物を採用したいと思うのは当然の事です。転職によってキャリアアップを目指すなら、まずは自分自身の強い意思がきちんと伝わるような志望動機を書くことが希望する職場への転職を実現させるためには大切になります。
目次
介護士がキャリアアップを目指す転職をするときのポイント
介護士として働いてきた経験を生かして、キャリアアップするために転職しようとするとき、大切なことはこれまで働いてきた職場での経験を、転職先の職場でどのように活かしたいか、活かしていけるのかと言うことに対して具体性を持つことです。採用する側にとって見れば介護士の資格を持って即戦力になってくれる人材を希望しているのですから、前職ではどんな仕事をしていたのか、転職後に希望する仕事にどうやって経験を活かしたいと思っているかがきちんと伝わるようにすることが必要です。
介護経験者の転職の志望動機は前向きな転職であることをアピールしよう
介護士が転職したいと思う動機はいろいろあります。職場での給与などの条件が合わなかったり、施設での人間関係が苦痛だといった理由は少なくないのですが、少なくともキャリアアップを目指す転職を望むなら、たとえこうしたことが転職の大きな理由のひとつであったとしても、当然ながら志望動機にそうした理由に触れることは避けるべきです。
あくまでも前向きな転職であることをアピールするための志望動機の一例として「前職での経験を活かして新しい職場でのチャレンジを希望しており、かねてから興味のあった分野で働きたいと思って志望しました。」といった内容にすると、採用者にとって熱意が伝わりやすいといえます。ただし、転職回数が多い場合は面接の際にそのことを質問されることを考え、「自分は好奇心が旺盛で様々な分野の仕事に興味も関心もあったので、それぞれで得た知識や経験を新しい仕事に活かしたい」といった書き方にするとマイナスのイメージをもたれにくくなります。
ケアマネージャーを目指すときの志望動機
介護職がキャリアアップを目指してケアマネージャーになるために転職する際には、介護に対する知識や経験を前職でしっかりと蓄えて勉強してきたこと、ケアマネージャーの資格を取得し、信頼されるケアマネージャーになることを望んでいることがきちんと伝わるような書き方をします。そしてこれまでの経験を活かしてケアマネージャーとしてどんな仕事をすることで会社に貢献できるかをアピールするようにします。採用する側に自分の意欲と向上心が伝わり、キャリアアップのための前向きな転職だという点を強調することが大切です。
介護専門の転職サイトのコンサルタントに相談してみる
必要以上に自分を大きく見せようとするのではなく、あくまでも前向きさと向上心の感じられる志望動機にする事が大切なのですが、中々自分の思いを上手く文章に出来ないという人は、介護専門の転職サイトのコンサルタントに相談するというのもひとつの方法です。介護の転職に関するプロであるコンサルタントは、多くの事例を経験しているため面接対策をはじめ、採用者に好印象を与える志望動機の書き方に関してもアドバイスを受けることができます。