介護職は出会いがない？介護士の恋愛事情と職場恋愛で注意したいポイント

最近の若者は結婚に消極的だといわれる傾向にあるようです。かつて女性はクリスマスケーキにたとえられ、２５歳を過ぎると条件の良い縁談がこなくなるなどといわれた時代がありました。今の時代そんなこと口にする人はいないし、男性も女性もそんな感覚を持つ人はまずいないことでしょう。もちろん若い方が魅力的と思う人は今でもたくさんいるのかもしれませんが、かつてのように結婚出来ないことに強い危機感を持つといった感覚は現在の若者にはないかもしれません。それでも介護の仕事につくとき、職場での出会いや恋愛事情は実は結構気になることのようです。

若者の非婚化や晩婚化は先進国共通の問題

社会が結婚することが最終的な目的と言う風に仕向けられていた時代には結婚しないことに対して社会的にもリスクを抱えることが多かったけれど、現在は結婚そのものに特に意味も感じないため結婚に憧れも抱かないし、どうしても結婚したいという感覚はないという人が増えているようです。そしてこれは日本ばかりでなく世界の先進国で非婚化や晩婚化が進んでいることと無関係ではないようです。

介護職はそんな世相の中でも特に中々結婚できないといわれることがありますが、実は介護職だから出会いもなく結婚も出来ないといったことはないようです。介護の仕事がきつい割に給料が少ないというイメージがあることで、介護職は結婚相手として人気がないと思われがちですが、これからも需要が伸びることが確実の介護の仕事にそれほど後ろ向きなイメージばかり持たれるということはなさそうです。ただし、介護の仕事に着く人の割合が明らかに男性よりも女性のほうが多いことから、出会いが少ないようなイメージが持たれやすいようです。

結婚相手に求められるものってなに？

かつて女性が結婚相手に求める条件は高収入高学歴高身長だといわれた時代がありました。こんな条件を満たす男性を射止めた女性は周りからもうらやましがられたことでしょう。でも、今の時代結婚相手に求める最も重要な条件は男女共に安定だといわれています。どんなに高学歴で有名企業に就職しても，今の時代生涯そこで雇用が続く保障はありません。

結婚相手に安定を求める傾向から、公務員などの安定した職場に人気が集中しているようですが、公務員にはそれ相応の民間企業とは違う苦労があります。確かに安定した身分や高給取りの一流企業と比べると、介護職の給料面での条件はけして良いとは言えないかもしれません。でも、ほかの職とは違う介護ならではのやりがいを感じることが出来る仕事であることも確かです。

介護職の男女の出会いの場

職場で出会って結婚する、いわゆる職場結婚はどんな職場でもあるものです。理想の結婚相手と出会うために一流企業に就職を希望するという女性たちを花嫁候補として企業が採用していた時代とは異なり、現在は女性に対してそんな採用の仕方をするところはまずないでしょう。それでも職場で出会って惹かれるというのは、真剣に仕事に取り組んでいる姿が魅力的に映るという、ごく自然の事なのです。

介護職の職場で出会いがあるかどうかはそこで働く人がどんな年令の人が多いかといったことも大いに関係があります。独身男女が極端に少ないところなら別ですが、介護職だから出会いがないというのは一概には言えず、介護職同士が職場で出会って結婚するというケースももちろんあります。

介護職同士の職場結婚事情

真剣に働く姿に魅力を感じて結婚するというのは至極健全な出会いです。でも、いわゆる社内恋愛をあまり歓迎しないというところも確かにあります。社内恋愛の結果結婚することになった場合、どちらかが転職するのが暗黙の了解となっているところもあるかもしれません。介護の仕事はまじめに働き資格の取得などスキルアップを心がければ転職先を見つけやすくなるかもしれません。もちろんきちんと仕事をしてこそですが転職しやすさが魅力だと考えれば、介護の仕事ほど職場結婚後も仕事にあぶれる心配の無用な職はないのだという考え方も出来るでしょう。