介護の転職
2016年08月09日
男性の介護士の転職でオススメな職場は?男性比率の高い施設の見分け方
男性の介護士は数が少ないため、肩身の狭い思いをしながら仕事をしているという人もいるかもしれません。また、男性は家庭をもったら家計を支える必要があるために収入が少ないことがネックになってしまい、他業種への転職を考えている人も多いのではないでしょうか?男性でも介護士として働きやすい職場を見つけるには、どうすれば良いのでしょうか?
男性比率の高い施設を見つけるには?
男性が多い施設を見つけるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?職探しの際に施設見学に出向くことがおすすめです。施設で働いている職員を直接目でみることで、男性介護士がいるかどうかや男性介護士の比率などを知ることができるだけでなく、施設内の雰囲気を知ることもできます。
また、電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。男性がいるかどうかだけでなく、他の質問も準備しておくことで、自然な流れで質問がしやすくなります。
また、施設の種類によって男性が活躍しやすいかどうかも変わってきます。力仕事の多い職種であればあるほど男性が活躍しやすく、男性の比率も高くなるため、その施設の業務内容について知っておくことも、男性介護士の比率を知る材料になるでしょう。
男性が活躍しやすい施設に注目
女性が大半を占める職業である介護士ですが、男性ならではの力を活かすことができる施設なら、働きやすいといえます。男性が活躍しやすい施設を選ぶことで、仕事がしやすくなります。
特別養護老人ホーム
男性が介護士として働くなら、まずは特別養護老人ホームを検討してみましょう。特別養護老人ホームは、男性が管理職に就きやすい傾向にあるため、出世を考えていたり人をマネジメントしたいと考えていたりする場合には、おすすめです。なんと、特別養護老人ホームの管理者の70%以上は男性であるといわれているのです。
最初は介護士として入社してキャリアを積んでいくことで、介護士を管理する責任者や施設長になることも可能です。管理職になれば給与も飛躍的に跳ね上がり、他の業界で働く男性並みの収入やそれ以上の収入を得ることも期待できます。介護士は収入が低いことが度々問題視されていますが、管理職になれば家計を支えることもできます。また、特別養護老人ホームは男性の利用者が多く、力が強い男性職員が重宝がられます。
参考:介護士の業務内容や設備は?特別養護老人ホームと有料老人ホームの違い
訪問入浴
訪問入浴は、浴槽を利用者の自宅に持ち込んで、入浴の介助を行うサービスです。浴槽を運んだり利用者の体を持ち上げたりと力仕事が多い仕事であるため、力の強い男性が活躍できます。2名の介護士と1名の看護師で構成され、1日に7件から9件の自宅を回ります。重いものをひたすら持ち運ぶ作業で季節を問わず汗をかくとてもハードな仕事であるため、力と体力に自身のある男性介護士にぴったりです。
参考:意外と知らない「訪問入浴介護」サービス内容や料金について
福祉用具販売員
介護で使う福祉用具を取り扱う仕事をする福祉用具販売員は、ほとんどが男性となっています。仕事内容としては、基本的に営業職のような内容となっています。ケアマネージャーから依頼や相談を受けて、商品を納品します。たくさんの福祉用具を売ることが重要となるため、担当の施設やケアマネージャーに、自社の福祉用具を宣伝したり売り込んだりする必要があります。売り上げ成績によって給料があがったりインセンティブがもらえる会社もあるようです。やればやるほど収入がもらえるため、それがやりがいと感じる人も多いようです。
介護士としての経験を活かすこともできるため、これまで介護士として働いてきた人の場合には、これまでの経験を活かしたアドバイスをすることで、利用者が快適に利用できる用具を提供できます。
まとめ
介護士は男性の少ない業種ですが、男性でも活躍できる職場はたくさんあります。男性ならではの力を活かして、介護の世界で活躍しましょう。