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介護の転職

2016年07月24日

よく聞かれる質問はコレ!介護職の転職面接でされやすい質問と回答例

指をさす女性

転職において面接は重要な試験です。この答え方によって今後の人生が左右されるといっても過言ではありません。それはどの職種でも同じ事が言えますが、面接時には介護職ならではの質問もあります。事前に対策できるように質問と解答例をまとめてみました。

「前職を辞めた理由は何ですか?」

介護職に限らず転職において必ずと言っていいほど聞かれる質問です。人間関係が嫌で辞めたという本音はあると思いますが、正直に言ってしまうと「ここで働いてもすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念され、不採用になってしまいます。
もっとも好感度が高いのは「スキルアップに為に辞めた」と答える事です。物事を前向き捉える姿勢が評価されるケースが多いです。また、会社都合による退職も嫌な印象を持たれる事はないので、事業縮小によって退職になった方は伝えておくのもいいですね。

回答例

「施設の利用者が日々の生活に生きがいを感じる介護を行いたいと思った際に、御社は独自のカウンセリングやレクリエーションサービスを行っているのを知り、転職を決意しました。」

「志望動機は何ですか?」

こちらも聞かれる事が多い質問です。転職先の募集要項や得られる事を事前に調べておく事が大事です。例えば、ケアマネージャーの資格取得支援を行っているのであれば、自信の経験と合わせてアピールするようにしましょう。

回答例

「現在までグループホームの介護員として働いてきました。複数の利用者へサービスを行うことで基礎的な介護技術を身につける事が出来ました。それを踏まえた上で、自分のスキルをより向上させるため一人一人きめ細かなサービスが行える訪問介護を行いたいと思い、志望致しました。」

参考:介護職の志望動機の書き方と面接本番の注意点

「あなたの経歴を教えて下さい」

転職先で今まで培ってきた経歴をどのように活かしてもらえるかをチェックしている質問です。積極性や前向きさをアピールする事でやる気のある姿勢を見せる事が出来ます。

回答例

「4年間有料老人ホームに勤務して参りました。複数の入居者への対応にはじめは戸惑いましたが、日々職場のスタッフと共にカンファレンスや意見交換を行った結果、介護技術も向上しました。現在は新人スタッフのOJT教育もおこなっています」

「残業or夜勤は出来ますか」

人手不足になりがちな介護職は残業も多いようです。面接時に残業夜勤どちらも出来ないとなると、採用が見送りになるケースもあります。このような場合は一度肯定した上で、具体的にどの程度の残業があるのかを面接官に聞いてしまいましょう。
夜勤に関しては、出来る場合と出来ない場合があると思いますので、それぞれの理由を明確にした上で、簡潔に伝えられるようにしておきましょう。

回答例

「基本的には夜勤も残業も問題はありません。ちなみに月にどの程度残業があるのでしょうか?」

「一番大変だった事は何ですか?」

介護職は施設の職員が協力して業務を遂行していく仕事です。特別な実績を挙げてもいいのですが、チームで協力して達成する事が出来た事を伝えると好印象です。困難な事や辛い事があっても、乗り越える力があるかどうかを面接官は知りたがっています。

回答例

「要介護で入居してきた利用者とその家族が上手くコミュニケーションが取れなかった際に、職員同士が連携してカンファレンスを重ねた結果、ベストな支援方法が見つかり、お互いに満足のいくケアができた時です」

「あなたのアピールポイントを教えて下さい」

面接時に自分の事をどれくらい客観視出来ているかをチェックしています。転職先の業務内容をしっかり調べた上で、自分のスキルとリンクさせて役立つ事をアピールすると心に響く回答が出来ると思います。

回答例

「利用者のケアプランを作成する際に、本人はもちろんその家族とも密にコミュニケーションを取る事で、お互いにとって納得のいくプランを作り、齟齬がないようにしています。」

参考:介護のアセスメントとは?ケアプランの作成への重要性とポイントや注意点

「今でも心に残っている利用者とのエピソードはありますか?」

介護の仕事をしていく上で少なからず利用者とコミュニケーションをとる事が多いと思います。そうした経験を踏まえて、自分の介護職人生に置いて影響を与えた出来事を話すといいでしょう。その際に、感情表現豊かに伝えると説得力が増します。

回答例

「初めて担当した利用者に色々と介護をしても相手にされず、厳しい事を言われて根を上げてしまいそうになりました。しかし、ある時ケアマネージャーとその利用者が会話している時に自分の事を凄く褒めてくれていたのを聞き、自分がやってきた事は無駄じゃなかったと思えるようになりました。」

「最後に何か質問はありますか?」

いわゆる逆質問ですね。ここでのポイントは待遇面での質問をしない事です。給与面などはある程度求人要項に記載があるので、事前に把握出来るはずです。面接官には自分勝手な人だと思われてしまいます。印象がいい質問は、資格支援の流れや研修の回数など、業務面に関する疑問点を述べると熱意を感じて貰える事があります。

回答例

「ありがとうございます。入社後にどのような仕事から始める流れになるのか教えていただけますか?」

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