介護の転職
2016年07月01日
自己PR・自己紹介の書き方は?介護士の転職で知りたい履歴書のコツ
履歴書は、採用面接で最初の難関といえます。採用面接の「書類選考」では、履歴書をもとに応募者の人柄や仕事に対する心構えなどを見極めて、職場に適した人材であるかどうかを判断します。履歴書の内容によっては、採用担当者に強い印象を与えることも可能です。印象の強い履歴書を作成すれば、その後の採用試験で有利に進めることも期待できます。他の応募者との差別化や、強みをアピールするためにも、履歴書には力を入れる必要があるのです。そこで、介護職の採用試験で使用する履歴書の作成ポイントについて、ご紹介します。
目次
履歴書をかくときに準備するもの
履歴書
使用する履歴書は、1からエクセルなどで自作して良いですが、市販のものでもかまいません。文具店などで手に入れましょう。転職の場合には、職務経歴書も併せて準備しましょう。
証明写真
証明写真は、就職の際にとても重要になります。スーツを着て身奇麗にして撮った写真を用意しましょう。
ボールペン
パソコンなどで入力してもかまいませんが、手書きの場合、人柄が伝わりやすく良いでしょう。黒のボールペンで、丁寧に記入しましょう。
印鑑
履歴書に捺印するために、印鑑を用意しましょう。シャチハタは避けるようにしましょう。
資格証明書のコピー
介護関係の資格を持っていることを証明するために、資格証明書のコピーを用意します。資格証明書がないと、採用試験を受けることができなくなってしまう可能性があるため、ブランクあがあるなどして資格証明書を紛失してしまっている場合には、再発行の手配をしましょう。
どんな風に書けばよい?項目別にチェック
履歴書を記入するときには、採用担当者の目線になって考えることがオススメです。その職場がどのような人材を望んでいるのかを考えながら履歴書を作成しましょう。
学歴・職歴
学歴や職歴は、項目ごとに分けて記入します。年月は、西暦・和暦どちらでもかまいませんが、統一するようにしましょう。記入が終わったら、右端に「以上」と記入します。
資格
資格の欄には、応募した職種に関係のある資格を記入します。取得した時期が早い順に記入しましょう。また、省略せずに正式な名称で記すようにしましょう。
参考:転職の際に面接で有利になるのは?取得しておきたい介護の資格まとめ
自己PR
自己PRでは、これまでの自分の経験や職歴をもとにアピールすると良いでしょう。たとえば、学校でのゼミや部活動・ボランティア活動を通して学んだことは、仕事に直接活かすことができるものがたくさんあるため、自己PRに最適です。転職する人の場合、これまでの仕事での経験をアピールすることが有効です。
同じ介護食職で働いていた場合、前職での役割や心がけていたこと・学んだことをアピールすると良いでしょう。介護職でなかった場合でも、その職場での経験について記入しましょう。介護とはまったく関係のない職種であっても、その経験を活かすことは十分可能ですので、介護職では得られなかった経験を、次の職場で活かすことができるということをアピールすると良いでしょう。
志望動機
志望動機の欄には、その施設で働きたいと思った理由を記入します。数多い介護施設の中で、なぜその施設を職場として選んだのか、明確に記入すると良いでしょう。その職場でどのようなことをしたいのかや、その職場でスキルアップをしたいという思いを伝えると有効です。前の職場の悪口など、マイナスな内容ではなく、前向きな内容の履歴書を作ると好感が持てます。
まとめ
履歴書は、就職活動をする上でとても重要になってきます。履歴書次第で、次の採用を決めたり、逆に採用を見送ったりすることもあるのです。自分がどのような人間で、どのような思考をもっているのかを職場に伝えるために、わかりやすい履歴書を作りましょう。