介護士パートも増えている！主婦や子育てが落ち着いた人にもおすすめ

主婦だからこそ、介護士に向いている？

介護を必要とする高齢者は、これから先も増える一方。どの職場でも、人員は足りています！と宣言できるところはありません。どうしても入っては辞め、入っては辞め・・・と出入りも激しい介護の現場。しかし、実は資格がなくても勤めることができて、50代・60代でも求人のあるというのが介護職の有難いところでもあります。

「自分は何も資格がない」「ずっと専業主婦だったから、家事しかできることがない」そんな女性にとって、介護という職種はある意味社会復帰しやすい場でもあるのです。それは、今までの主婦という経歴が活かされるから。子供のオムツだって変えて来たし、トイレ掃除や子供が食べ散らかした食事の後片付けだってやってきました。年齢を重ねたことで、口のききかたを始めとした社会性も身に付いています。

家の家事を全くしていない子が介護士になるよりもよっぽど気が利きますし、やれることも多いのです。ですから、主婦や子育てが落ち着いてきた人ほど、介護士に向いていると言えるかもしれません。あまり出勤できない場合でも、介護士パートという選択肢もあります。

働きながら、経験と知識を積もう

とはいっても、主婦としての感覚だけで介護士は務まりません。高齢者や認知症の介護には、やはり専門的な知識も必要です。しかし、それは働きながら高齢者と触れ合いながら学んでいけばよいのです。（あのときこうすれば良かった・・・）（こういうときは、どうすればいいのだろう？）そんな経験を重ねながら、わからないことはベテラン介護士に相談するなどして、経験を積んでいきましょう。

仮にあなたが、50歳で介護士として働き始めたとしましょう。65歳まで働くとして、まだ15年あります。これからの時代、70歳まで働くかもしれません。働き始めるのに遅すぎるということはありません。あなたを待っている人達がきっといます。