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老人ホーム・介護施設

2015年08月02日

有料老人ホームの贅沢な部屋の窓から手を振る伯母を見上げると映る建物

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子供のいない伯母は現在有料の老人ホームにお世話になっております。決してお安い料金とはいえませんが、伯母はそこでもう5年過ごしております。月に一度訪問するのですが、大抵は食堂のようなところで、入居者の皆さんとおしゃべりをしています。

部屋は個室でベッドと箪笥、テーブルとイスなどをしつらえ、小さなキッチンもありシャワー室もついている贅沢なお部屋です。しかし、伯母がキッチンを使うこともなく、私が行ったときにお茶を入れるために湯を沸かしたり、ケーキをお皿に並べるのに使うぐらいのものです。会話はできますが、多少つじつまの合わないようなところもあり、斑の痴呆があるのかもしれません。それでも私が持っていったケーキを3個ぺろりと食べニコニコしているのです。

いつもエレベーターのところで別れるのですが、それというのも入居者が勝手に外にでないようにエレベーターに工夫がなされているからです。部屋の窓から私を見下ろして伯母はいつも手を振ってくれます。見上げれば建物はシンデレラ城のようなつくりで、花がきれいに飾られてまるでおとぎのくにのようなのです。伯母はそんなお城の窓から白い手を振って見送ってくれるのです。きっと穏やかなおとぎのくにの住人として毎日を生きているのでしょう。