介護職員初任者研修
2015年03月14日
毎日の自宅介護のために介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を取得
20代の終わりに結婚して以来、ずっと専業主婦をしていました。夫の実家は車で30分くらいのところで、その頃は義父も義母も元気で、つかず離れずの関係を続けていました。
しかし、義父が70歳になったころ、病気で入院したことをきっかけに、要介護状態になってしまいました。義母もかなりその頃は衰えていましたので、義母だけにその介護を任せることはできない、ということで、私が面倒を見ることになりました。夫も土日は面倒を見てくれましたが、やはり仕事があるので、基本的に毎日見られるのは、私くらいしかいなかったのです。
介護を始めると、要介護1だったので、それほど大変ではありませんでしたが、やはりいろいろな介助をするうえで専門的な知識や技術が必要だということを痛感しました。それで、たまたま市が無料で行っていた「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」があったので受講することにしました。
内容は座学もありましたが、実技に関してはまさに、目からうろこ、というか「こういう風に扱えば楽だったんだ」「こうすれば自分の腰に負担がかからなかったんだ」ということばかりで、そのあとの義父の介護にすぐ応用できることばかりでした。そういう意味で、私の場合、取得した介護職員初任者研修は仕事にはいかせませんでしたが、毎日の介護をするうえでは、非常に役に立った資格でした。