介護職員初任者研修
2015年02月16日
旧ホームヘルパー2級資格が介護職員初任者研修になったわけとは?
現在日本は未だかつてない超高齢化社会を迎えていますが、これから年数を重ねるごとに高齢者が増え、現在でも少ない介護士の増加が現在課題となっております。
介護業界で長く働ける人材を育成するためにも、制度の改革が必要とされるようになり、制度改革の第一歩として2013年の4月よりホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に名称が変更され、今までのカリキュラムも若干変更されています。
今までは、ホームヘルパー資格2級・1級や、介護職員基礎研修者など、上の資格を取得する場合にも、学習内容が被ってしまうなどのムダな部分がありましたが、制度が改革され介護初心者向けの資格である介護職員初任者研修から資格取得を開始し、次は実務者研修・介護福祉士といったステップアップで資格取得を目指すことができるようになっています。
他に大きく変更になった部分で言えば、介護施設実習が廃止になり、その分実技の時間が長くなった他、以前は規定の研修を受ければ無試験で修了できましたが、現在では修了試験が必須になっています。