最短１か月で取得できる福祉資格「介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）」

これから「超高齢化社会」を迎えるにあたって、近年、福祉の仕事の需要が益々高まっています。新卒であれ中途採用であれ、福祉系業務に就くには、福祉の専門資格を取得している人のほうが、給与や待遇面で圧倒的に有利なようです。該当する資格を持っている人だけに認められている業務もたくさんありますからね。
　
数ある福祉系資格の中でも、最も容易に、短期間で取れる資格のひとつ、「介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）」をご紹介したいと思います。この資格は、実務経験年数もを問われず、講座を受講して、最短１か月で取得が可能です。専門学校や通信講座を受講し、テキスト等の講座内容に沿ったテストに合格すれば取得できる資格なので、「旧ホームヘルパー2級」の頃から、合格率は、ほぼ100％だったそうです。

費用も５万円前後と、比較的良心的な価格に設定されているうえ、雇用促進・高齢化対策の一環として、この資格の講座費用を補助してくれる自治体もあるようです。また、国家資格である介護福祉士（要：実務経験3年）を目指す場合にも「介護職員初任者者研修」が必須であるため、最初の通過点として、将来のキャリアアップにも欠かせない資格といえますね。

女性が長く働ける職種であると同時に、時代の要請と共に人気が急上昇している資格だけに、福祉系で就職を希望する新卒の方や再就職を希望する方、専門職を目指す方など、資格保持者が飽和状態になる前に取得しておくことをお勧めします。