介護職員初任者研修
2014年12月07日
高校卒業の資格が必要なく就職の幅が広がる介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
現在25歳の私は高校3年生の時、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を取りました。高校卒業をしていなくても取得することができるこの資格には、試験がなく座学と臨床研修のみで、私が看護系の道に進むにあたって大きな力にもなった資格です。
まず必要な時間の座学をし、その後臨床研修として訪問介護の体験に行きました。資格としてはこれだけで試験もいらず取る事ができましたが、介護という人と人同士の仕事はそう甘いものではありません。訪問介護の際、先輩のヘルパーさんと一緒に利用者の家に行きました。その方は入浴介護を受けていたのですが、浴場で転んでは危ないからと手を差し伸べた時、その方は私ではなくいつもお世話になっているヘルパーさんの手を取ったのです。
その事に当時の私はショックを受けたのと共に「あぁ、利用者さんとの信頼関係がとても強いんだな」とそう感じました。介護や他の医療関係、医療以外の仕事でも言える事ですが、人と信頼関係を結ぶのは容易い事ではりません。まして自分の事を赤の他人に任せなくてはいけない方の心を開くには時間がかかるでしょう。
ですが、一度信頼関係を結べば、これほどやりがいのある仕事はないと私は思っています。しかも高校卒業の資格がなくても取れるので、就職の幅を広げられるはずです。今私はヘルパーの勉強で学んだことを糧に看護師として働いています。あの時介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を取れて良かったです。