介護職員初任者研修
2014年11月07日
脳梗塞で右麻痺と失語症を患った父を介護する為に介護職員初任者研修の資格を取得
父は2度目の脳梗塞で、軽い右麻痺と失語症になりました。倒れる数時間前までは話すことができたのに、それ以降は、単語を発することが少しできるだけで、会話ができなくなってしまいました。そして、話すことができないため、自分の体の痛みを医師にうまく伝えることができずに、それから大きな病気を患い車椅子の生活になってしまいました。
私が「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」の資格を取ろうと思ったのは、その父を在宅で介護しようと思ったからです。もう若くはないし、勉強も苦手な方でしたが、介護がほとんどわからなかったので、基本から学ぼうと思いました。父の療養入院中に勉強を開始し、退院までには勉強と実習を終えることができました。講座は男性、女性、年齢も様々で、受講の理由もみな違いましたが、「資格を取る」という目的のもとみなさんとても熱心で、私も刺激を受けました。
父は在宅介護を始めてから5年ほどで亡くなりましたが、今度は、母の見守りが必要になってきました。あの時、思い切って勉強をしておいてよかったと思います。「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」の資格取得が私の介護のはじめの一歩です。