育児をしながらでも仕事ができる介護支援専門員（ケアマネージャー）の資格

私は介護福祉士、社会福祉士、そして３回目の受験で介護支援専門員の資格取得をしました。2つの国家資格を持ったうえで、何故介護支援専門員の資格を取得を目指したかというと、自己研鑽、スキルアップこの２つに加え、育児をしながらでも仕事ができるようにという思いがあったからです。

高校を卒業し、専門学校で介護福祉士の資格取得をし、特別養護老人ホームや重症心身障害者の施設で、介護員として主に働いてきましたが、身体的介護が主な仕事内容であり、将来結婚、妊娠、出産を得て・・と自分の将来を想像したときに、夜勤を含む不規則な勤務や自分が高齢になっても仕事を自分の体がもつか不安もあり、社会福祉士の資格を通信大学にて取得、その後２度の不合格ののちに、まさしく３度目の正直となった３度目で合格することができました。

現在はその資格を生かし、相談業務を主とした仕事に就くことができ、仕事と家事、育児を両立することができています。今仕事をして思うことは、介護福祉士としての身体的介護等の経験があったからこそ、介護支援専門員としても相談援助の幅、実際に介護している方の気持ち、ご本人の辛さなどより身近に共感することができているように思います。

また、将来を見据えた選択を自身でしたことにより、末永く福祉の現場にいることができると思い、資格の取得は私にとって簡単なものではありませんでしたが、とてもいい経験になっています。