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老人ホーム・介護施設

2015年07月07日

有料老人ホームのスタッフの笑顔に見守られて、 認知症要介護5の母の最後

桜の木の下の女性

母は三年前までは家の中を歩くことが可能で、自宅で何とか父と二人で暮らせていたのですが、体調を崩して入院したのを機に歩行ができなくなりました。自宅での介護はこれ以上無理との父と私たち姉妹の判断で有料老人ホーム探しが始まりました。

ケアマネージャーの人に近くの施設をいくつも紹介してもらい、また私たちもインターネットで調べて電話して状況を聞きました。その中で実際に4つの施設を見学して担当の人の話を聞きました。老人ホームは立地条件や費用の上でも大きな差があります。また、ホームそれぞれ特有の雰囲気があり、スタッフとの相性もあります。ここなら安心して任せられるとご家族で納得するところを選ぶことが大事だと思います。

もし、すぐには適当な老人ホームが見つからないようでしたら、まず、手ごろな所でショートステイを利用してその間に探すという手もあります。母も退院後は近所の施設にショートステイでお世話になりました。そこにいた45日間の間に、希望していた施設に空きができて正式に入所できた次第です。

結局母にとっての終の棲家になった有料老人ホームのスタッフの皆さんは、いつも笑顔でたくさん声掛けをしてくれました。高度の医療を望むところではないので、笑顔で温かく接してもらえれば、入所者も安心と満足を感じることでしょう。

母が亡くなって5カ月になりますが、施設では大変良くしていただき、私たち家族も悔いはありません。いい老人ホームで最後の2年数カ月を過ごすことができ、母も幸せだったと思います。