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介護の転職

2016年08月16日

グループホームの介護士の仕事内容は?給料やメリット・デメリットについて

グループホーム

介護施設はさまざまな種類があります。グループホームは、認知症を患っている人が生活する施設です少人数で共同生活をするスタイルとなっており、施設では食事や睡眠はもちろん、レクリエーションも多数行われます。今回は、そんなグループホームでのお仕事のあれこれについて、ご紹介します。

グループホームでの仕事ってどんな感じ?

グループホームでは、認知症の高齢者のお世話をします。認知症を患ってはいるため、排泄介助や入浴介助・食事介助など、身の回りの活動の介護をすることがほとんどです。体になんらかの障害を持っていて、自由に動くことができない、という人は少ないため、移乗などのような直接的な介護はあまりありません。介護施設というよりは、高齢者同士が交流したり一緒に生活していく場所という位置づけになるため、基本的には利用者主体で活動を進めていきます。

認知症の人の症状の進行を抑えたり、認知症の予防のために、レクリエーションや日常の活動の訓練などを積極的に行う施設が多いようです。グループホームで働くスタッフの収入は、年収にすると250万円から270万円となっており、特別養護老人ホームのスタッフと比べて低い傾向にあります。また、正社員で働いている人も少ないようです。

グループホームで働くメリット

体の負担が比較的少ない

介護士でのお仕事は、腰痛などで体を壊してしまうことが課題となってきます。グループホームでは、他の施設と比べて体の負担になるようなハードな介護をする機会が少なく、基本的には利用者の生活のお世話をすることになります。そのため、若くて体力のある人でなくても務まる点はメリットのひとつであるといえます。

認知症について学べる

グループホームは認知症の利用者のための施設であるため、認知症の症状や認知症の人への対応について学ぶことができます。グループホームで学べば、将来的に家族が認知症を患ってしまったときにも適切に対応することができます。

関連:認知症とは

高齢者向けの食事作りに詳しくなれる

グループホームでは食事の準備なども行うため、高齢者向けの食事の内容に詳しくなることができます。どのようなものなら消化しやすいのか・どのような食材なら食べやすいのか・危険な食材はどれかなど、詳しく学ぶことができます。仕事はもちろん、未来の家庭においても役立てることができます。

グループホームで働くデメリット

グループホームで働く際には、メリットだけでなくデメリットもいくつかあります。働き始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、メリットとデメリットどちらも念頭に入れておきましょう。

収入が少ない

グループホームのデメリットで一番の問題は、収入が少ない点ではないでしょうか。特に男性で家計を支えたいと思っている場合には、収入が少ないのはかなりネックになってくるはずです。多くの収入を得たい場合には、他の施設で働くことを検討した方が良いといえます。

参考:転職で介護士が給料UPするコツ!昇給賞与や給与の条件交渉をしよう

正社員として働くのがむずかしい

グループホームは、正社員の人件費を確保することが難しいため、正社員として働くことが難しい点もデメリットといえるのではないでしょうか。逆に、パートやアルバイトとして、プライベートを大切にしながら働きたい人にはベストな環境であるといえます。

認知症の利用者への対応が難しい

認知症の人は、思いもよらないような行動をすることが多々あります。また、危険なものやしてはいけないことを判断する力も衰えているため、トラブルが起こることも度々あります。その度に対応することになるので、それが辛いと感じることもあるかもしれません。

夜勤がある

グループホームでのお仕事は夜勤があるため、夜勤をしたくない人は避けたほうが良いでしょう。

まとめ

認知症の人のお世話が大半となるグループホームでのお仕事は、学べることがたくさんあるだけでなく、やりがいのあるお仕事です。働きたいと思ったときには、メリットとデメリット両方をよく見極めて職場選びをしましょう。

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