介護の転職
2016年07月26日
サービス残業が辛い!介護士転職で残業の悩みを解決する職場選びのコツ
介護職は残業が多いと言われています。残業が給料に反映するのであればいいのですが、そうでないところが多いのも実情です。転職する時には、サービス残業のない職場を選びたいですよね。サービス残業の悩みを解決する転職のコツをまとめてみました。
目次
- 1
介護求人サイトを活用しよう
- 1.1 担当コンサルタントがいる
- 1.2 内部情報を把握している
- 1.3 希望の条件の施設が見つかりやすい
- 2
サービス残業がない働き方を選ぶのもアリ
- 2.1 派遣社員として働く
- 2.2 訪問介護でヘルパーとして働く
- 3 サービス残業が多いときは…
- 4 最後に
介護求人サイトを活用しよう
介護士専門の求人サイトや人材紹介会社から求人を紹介してもらうのが、一番安全な方法です。
担当コンサルタントがいる
コンサルタントがいる、というのはハローワークや求人情報誌にはないサービスです。希望の職場について、わからないことや気になることをコンサルタントに尋ねることができます。サービス残業の有無や待遇など、自分で直接施設に問い合わせにくい内容もコンサルタントの方から施設に問い合わせてもらうことも可能ですよ。希望施設に関すること以外でも、転職にあたってさまざまな相談に乗ってもらえますので、心強いですよね!
内部情報を把握している
介護専門の求人サイトや人材紹介会社は、求人を出す職場に事前に足を運んで職場環境を確認してから求人を出していることが多く、内部情報を持っています。職場の雰囲気や残業代が支払われているかも把握しています。信頼できる求人サイトを選ぶようにしてくださいね!
希望の条件の施設が見つかりやすい
担当コンサルタントに希望の条件を伝えると、その条件に沿った施設を紹介してもらえます。給料や休日日数、残業の有無など、自分の希望をしっかりと伝えておきましょう。先ほども少し触れたように、担当コンサルタントを通して質問することも可能ですし、コンサルタントがさまざまな情報を持っていますので、ブラック企業へ転職してしまうリスクが下がります。
サービス残業がない働き方を選ぶのもアリ
サービス残業がない働き方を選ぶという方法もあります。
派遣社員として働く
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結びます。いつ、何時間働いたかを派遣会社に報告するため、残業が発生すると派遣会社にも伝わり、介護施設は残業代を支払わなければなりません。派遣社員の残業代は割増されることが多いので、施設側は残業させずに定時で帰らせることがほとんどです。よほど人手が足りなかったり、トラブルが生じたときは残業の可能性もありますが、残業代はきちんと支払われるようになっています。
万が一職場で不満があっても、期間ごとの契約になっているので、期間終了後に施設を変えることもできますよ。派遣社員は他の働き方と比べると時給が高いのも、嬉しいポイントですよね!
訪問介護でヘルパーとして働く
訪問介護は、利用者宅を訪ねて介護サービスを提供します。ケアプラン以外のサービスを提供することはできませんし、延長する場合もケアマネージャーが納得するような理由が必要になります。訪問介護の時間は厳格に決まっているため、基本的に残業がありません。
残業がほとんどなく、時給が高めの設定で、しかも自分の都合に合わせた勤務時間を選ぶことができる、訪問介護の派遣社員という働き方もおすすめです。
サービス残業が多いときは…
サービス残業が当たり前になっていたり、残業代が払われたかったりする場合は、責任者に直接いうことも大切です。労働基準監督署に申告するのもいいかもしれません。残業がないところ、もしくは、きちんと対価が支払われるところに思い切って転職することも必要ですよ。
最後に
どの業界でも多少のサービス残業はあるものです。しかし、サービス残業は違法です。どうしても残業が発生しやすい介護職。「毎日残業ゼロ」というのは現実的に少し厳しいでしょう。だからこそ転職の際は、きちんと見極めて、後悔のない転職をしてくださいね!