介護のハウツー
2016年08月15日
外出レクリエーションの注意点まとめ!介護施設の職員が気を付けること
外出レクリエーションは、月に1回程度の頻度で開催する施設が多く、いつも施設内にいる利用者にとっては楽しみにしているイベントのひとつです。外出レクリエーションでは、いつもとは違う環境で過ごすことになるため、さまざまなアクシデントが起こることも考えられます。そのため、下準備やさまざまな配慮が必要になってきます。
目次
- 1
外出レクリエーションではこんな点に要注意
- 1.1 企画の際に気をつけたいところ
- 1.2 持ち物
- 1.3 乗車中に注意点
- 1.4 帰った後は?
- 2 まとめ
外出レクリエーションではこんな点に要注意
企画の際に気をつけたいところ
外出レクリエーションを企画する際には、当日誰が出勤しているのかや相談員・ケアマネージャー・看護師・栄養士など他の業種との連携をしましょう。行き先は、過去の外出レクリエーションの内容を参考にしたり、利用者の希望を聞いてみると良いでしょう。気候や季節を考慮した行き先を検討しましょう。外出レクリエーションに参加する利用者は、車の台数やヘルパーの人数を考慮し、てゆとりをもって対応できる人数にしましょう。
持ち物
外出先では、暑さ寒さ対策・紫外線対策・水分補給を行える準備をしておきましょう。それら以外にも、救急箱や携帯電話などを持参することで、緊急時の対応がしやすくなります。
乗車中に注意点
車に乗り込むときには、ヘルパー同士で声を掛け合って、ゆっくりとサポートしていきます。乗車中には乗り物酔いをする利用者がいるかもしれなため、常に観察しながら乗車しましょう。「気分悪くありませんか」など、こまめに声を掛けながら進めていくと変化に気づきやすくなります。
帰った後は?
いつもと違う場所で過ごした利用者の中には、疲れやすかったり興奮していたりする人もいます。利用者の様子を観察し、いつもと様子が違う場合には声をかけたり看護師の診察を検討したりと臨機応変に対応しましょう。
まとめ
外出レクリエーションはリフレッシュ効果が高く、利用者の心にも体にもリハビリとなります。利用者が安全に楽しく過ごせるように、工夫をしていきましょう。