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介護の転職

2016年09月17日

登録ヘルパーに介護士が転職するメリット・デメリット!頑張り次第で収入がUP?

収入アップ

介護に携わる仕事をしようとする時、介護士として働く場所は様々なニーズがあり、働き方自体も自分に最も合った勤務形態を選ぶことも出来ます。介護士の中には無資格でも働くことの出来るものや、介護福祉士のように国家試験に合格して初めて出来る仕事もあります。

介護士として施設などで働いてきた人が登録ヘルパーとして働くことは、働き方を選択できるというメリットがある反面給与面などでデメリットもあります。

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介護士とホームヘルパーの違いは?

ホームヘルパーと介護士の仕事の内容はどちらも介護の必要な高齢者などの身体介護や生活援助などを行うことです。けれども介護士はケアワーカーとも呼ばれる介護現場における責任者としての仕事が求められることもあります。

そのため職場での待遇面や給与面での差が生じるのはある意味当然の事であり、介護士の中でも介護福祉士の資格は国家資格でもあり就職先を幅広く選択でき、正社員として雇用されることが多いのが特徴です。

ホームヘルパーのほうは主に訪問介護事業所が勤務先であり、正社員ではなく多くの場合雇用形態はパートであることが多いです。介護福祉士が国家資格によるもので、ホームヘルパーは介護職員初任者研修を終了することで取得できる認定資格になります。

介護福祉士のほうが同じ仕事を行ったとしても給料も高額になりますが、取得の困難な国家資格を取得していることにより、より高度で豊富な専門知識や技術を持っているために、任される仕事の幅も広く様々な点で優遇されるというものです。

ホームヘルパーの勤務体系

ホームヘルパーは高齢者など日常生活の援助を行うのが仕事で、トイレや食事の介助、入浴や着替え、身だしなみの介助のほか、服薬介助や時に外出時の付き添いなども行います。そのほかにも生活援助として住居を掃除したり、食事の支度や洗濯、買い物代行などの仕事も含まれます。

仕事内容としては介護福祉士もホームヘルパーも基本的な内容に大きな違いはないのですが、ホームヘルパーは介護福祉士が任命されるケアワーカーから支持を受ける立場なので、待遇面でも差が出るということです。

ホームヘルパーの中でも登録ヘルパーは登録制で自分の都合に合わせて勤務可能な時間などを登録しておくことで、その時間帯の中で仕事をすると言う勤務体系になるところが、常勤のホームヘルパーとの最大の違いです。必要な時間だけを利用者宅で働くという勤務体系なので、時間を無駄にすることなく働くことが出来るという立場になります。

登録ヘルパーに転職することで得られるメリットとデメリット

介護福祉士としてケアワーカーなどの責任ある立場で仕事をすれば、時間的にも拘束される範囲が広くなるし、何よりも様々なところに目配りをして各担当が安全に介護を出来るように配慮することなどが求められます。

給料などの待遇面では登録ヘルパーよりもかなり優遇されるのですが、責任の重さや人間関係などに悩みを抱える人もいます。登録ヘルパーは基本的には1対1で利用者宅で仕事をする為、職場の人間関係に常に悩まされるといったことは少ないといえます。

自分の都合に合わせて仕事をする時間を選べるので、家事や育児と仕事の両立がしやすいという点も登録ヘルパーのメリットになります。それでも、肉体労働であることは同じだし、利用者さんとの人間関係を築くにはそれなりの努力も必要で、時には理不尽なことに直面することも少なくありません。

給料などの待遇面で介護福祉士などと比較すると条件が悪くなるのは登録ヘルパーに転職することの最大のデメリットなのですが、その分複数の介護事業所に登録することによって仕事の量も増えて、やる気しだいで手にする報酬を増やすことが出来るところはメリットの1つです。

働ける時間や曜日が限られていたり、施設などで大勢の利用者のお世話をするよりも自宅を訪問して一対一で介護するほうが向いているという人には登録ヘルパーの仕事は魅力的だと言えます。

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